建築デザイン専攻3年生「スタジオ設計I」のオープンジュリーが、実学ホールで開催されました。

2023.01.20

建築デザイン専攻3年生の「スタジオ設計I」のオープンジュリーが、2023年1月17日にアカデミックシアター「実学ホール」で開催されました。
90を超える作品を一堂に展示し、指導にあたったユニットマスター8名に、ゲストクリティーク2名(忽那裕樹氏/ランドスケープアーキテクト、長田直之氏/建築家・奈良女子大学大学院教授)を交えて学生たちの作品をめぐる熱いディスカッションが展開されました。
今年度の最優秀作は尻無川沿いのかつて瓦産業が集積していた堤防空間を建築解体/演劇創造拠点として再生しつつ、陸地と河川に新しい連続性を生み出した泉晴大さん(香川ユニット)、優秀作は奈良県吉野町の林業・製材業を丁寧に調べて、丸太の集積方法の工夫によって新しい原木市の風景を出現させた鳥居彩寧さん(志柿ユニット)、近鉄布施駅近くの放置されたままの都市計画道路予定地/立退交渉進行中の宅地を、不確定性を組み込んだまま制作と解体を繰り返す可変的な市民参加型マーケットとして活用する佐藤友紀さん(堀口ユニット)、それぞれの提案でした。
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