奥冨利幸教授は、2月8日(土)に近畿大学で、「東アジア住宅地計画及び開発における モダニズム・ガーデンシティ思想の影響に関する研究」と題する国際シンポジウムを開催しました。

2020.02.27

奥冨利幸教授は、2月8日(土)に近畿大学東大阪キャンパス・アカデミックシアターで、「東アジア住宅地計画及び開発におけるモダニズム・ガーデンシティ思想の影響に関する研究」("Studies on the influence of modernization and garden city movement in East Asian residential planning and developing") と題する国際シンポジウムを開催しました。
本シンポジウムは、韓国、ロシア、中国、日本から東アジア建築史分野の研究者が集まり、研究発表と討論を行いました。会議では、ロシア・モスクワ建築学院のマリアンナ・シェフチェンコ教授が「ロシアにおける20世紀のガーデンシティ・モダニズム思想の影響及び実践」、韓国・漢陽大学の韓東洙教授・徐東千研究助教授が、「韓国における20世紀の住宅地計画及び開発の概況‐ガーデンシティ・モダニズムを中心に」、東京大学の包慕萍協力研究員が、「中国における20世紀の住宅地計画及び開発の概況-外国人移民及び華僑の影響を視野に」などの研究発表が行われました。その後のパネルディスカッションでは、金沢大学の谷川竜一助教、東京大学の林憲吾講師、近畿大学建築学部の岡村健太郎講師が参加して、本研究課題の今後の展望について討論が行われました。
なお、本シンポジウムは、科学研究費基盤研究B「近代東アジアにおける都市基盤及び住宅地の形成と再編に関する実証的研究」(研究代表者、奥冨利幸)の研究活動の一環として実施されました。

「東アジア住宅地計画及び開発におけるモダニズム・ガーデンシティ思想の影響に関する研究」会議写真.jpg