奥冨利幸教授は、トルコのビルケント大学で開催された「The 5th Senior Academics Forum on Traditional Chinese Architectural History 2019」で研究発表を行いました。

2019.08.09

奥冨利幸教授は、7月20-28日にトルコのビルケント大学で開催された「The 5th Senior Academics Forum on Traditional Chinese Architectural History 2019」で研究発表を行いました。当学会は、トルコのビルケント大学建築学部が主催して、中国、オーストラリア、ロシア、シンガポール、オーストラリア、台湾、日本などから世界で活躍する二十数名の建築史家が集まり、研究発表を行いました。会議では、ロシアにおける中国伝統建築の伝播、唐王朝期建築における壁画の象徴的、視覚的意義、中国伝統建築における木材、レンガ、タイル等の素材構成の歴史的特質などのテーマについて、活発な学術交流を行いました。奥冨利幸教授は、"A Study on the Noh stage design principle in the Japanese architectural manual book"Shoumei"と題して、江戸時代の建築技術書である「匠明」に着目して、匠明における能舞台の寸法体系について解説しました。