奥冨利幸教授が、6月22日(土)に中国上海社会科学研究院で開催された「東アジア都市史学会」第2回国際学術大会で研究発表を行いました。

2019.07.02

奥冨利幸教授が、2019年6月22日に上海社会科学研究院で開かれた「東アジア都市史学会」第2回国際学術大会にて、「都市における能楽堂移転の敷地選択に関する考察」と題して、江戸末期から現代までの観世流能楽堂の移転経緯を能楽堂形式の変化や市区改正、都市交通からの影響などと相関させながら解説しました。東アジア都市史学会は、韓国都市史学会、中国上海市歴史学会、日本都市史学会が発起団体となり、これまで個別に行われてきた各国の都市史研究の成果と情報を共有して、東アジアをフィールドに各国の研究者が論議するプラットホームとして設立されました。大会では、中国、韓国、日本から40名ほどの研究者が研究発表を行い、東アジアでの都市史研究の最前線の議論が行われました。