マーク・アードマンさんが日本学術振興会の外国人研究員として、9月7日から川本重雄教授の日本建築史研究室に在籍し、「武家社会の秩序と建築空間に関する歴史的研究」のテーマで研究を進めています。

2017.10.12

マーク・アードマンさんが日本学術振興会の外国人研究員として、9月7日から川本重雄教授の日本建築史研究室に在籍し、「武家社会の秩序と建築空間に関する歴史的研究」のテーマで研究を進めています。マークさんは昨年夏ハーバード大学美術史・建築史学科の博士課程を修了し、安土城の研究(Azuchi Castle : Architectural Innovation and Political Legitimacy in Sixteenth-Century Japan) で学位を取得されました。その後来日し、関西で研究活動を進めていました。当初、来年8月まで近畿大学を拠点に研究を行う予定でしたが、来年7月からオーストラリアのメルボルン大学美術史学科の講師になることが決まり、オーストラリアに移られるまでの間の滞在となります。現在、大学院の授業や演習などに参加し、大学院生やゼミ生と一緒に研究しています。博士論文を本として出版すること、日本の名建築をできるだけ多く見ることが、この1年間の目標ということです。どうぞよろしくお願いいたします。

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