建築学部の奥冨利幸教授は、6月9日に東京の国立能楽堂で開催された公開講座にて、「インターナショナルから和風モダンへ―大江宏の国立能楽堂」のテーマで講演を行いました。

2017.06.15

国立能楽堂は、能楽の普及・振興のための能と狂言の公演、囃子方の養成、能楽関連資料の保存と展示などを目的として、1983年に国の専門文化施設として設立されました。 講演では、本学建築学部の奥冨利幸教授が、設計者である建築家大江宏の設計理念について、1930年代からのインターナショナルスタイルの台頭から父親で建築家の大江新太郎からの和風センスの継承、そして、和風モダンの国立能楽堂に結実して行く過程を解説しました。 なお、当日の講演では、講義室での講演に続き、能楽堂の見所に会場を移して、国立能楽堂独自の建築空間を体験して頂きました。

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