4月19日（火）夕方6時半から、33号館第4製図室を会場に、オーストラリア・メルボルンの建築家ジョン・ドイル氏を招いた特別講演会が開かれた。今回はドイル氏と国境を越えた建築デザイン教育ネットワークで結ばれている堀口徹講師（今年度新任）の声がけで実現した。建築学部の学生・教員を中心に学外からも含め100人を超す観客が参加した。設計事務所、大学、そして都市リサーチシンクタンクと三つを同時並行的に、相互のフィードバックさせながら新しい都市空間の姿、設計方法を模索するダイナミックなドイル氏の活動から大いに刺激を受けた。当日は堀口徹講師が逐次通訳をしながらのレクチャであったが、最後は学生数名が自ら英語で鋭い質問（フィールドワークの方法論や、環境への配慮）を投げかけるなど、将来に期待を感じさせる会だったと言えるのではないだろうか。

【関連サイト】
http://www.rmit.edu.au/study-with-us/art-design-and-architecture/architecture/
http://martiresdoyle.com/