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ニュースリリース

日本初! 大学・研究機関向け学術情報ネットワーク「SINET(サイネット)4」経由でAWS直結のハイブリッド・クラウドシステムを構築

2014年9月 4日

近畿大学(大阪府東大阪市)は、国立情報学研究所が構築、運用している大学・研究機関のための情報通信ネットワーク「SINET4」※1を経由して、近畿大学データセンターとアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)※2を直接接続するハイブリッド・クラウドシステム※3を日本で初めて構築しました。8月からテスト運用しており、本日9月4日(木)から本格運用を開始します。
これによって、コンピュータの保有・運用に係わるコストを削減できるだけでなく、一元管理によるセキュリティ強化が可能になります。

【本件のポイント】

●学生サービスの一環として、絶え間なく発展していく高度情報化社会に対応するためのプラットフォーム※4構築とセキュリティ対策を実施
● 利用頻度によってサーバ台数の増減が可能であり、完全従量課金モデルであるAWSの特徴を生かし、長期休暇中など閑散期のコストカットを目指す
● クラウドによってサーバの設置が不要になり、故障管理等の運用負担を軽減

【本件の概要】

本学が所有するプライベートクラウド環境と、AWSが提供するクラウド環境を、通信速度の速いSINETクラウドサービスで繋ぐことによって、ハイブリッド環境で動作させるシステムを構築しました。これによって、本学~SINETクラウドサービス~インターネット間の一括通信制御が実現し、一元管理によるセキュリティ強化が可能になります。
AWS活用の端緒として、汎用的なシステムに比べて10倍程度高速にスパムフィルタ処理が可能な迷惑メール対策システム「Terrace Spam Watcher」をAWS上に構築することで、全国に点在する本学の学部・研究機関からも利用可能といたしました。
さらに、本学のICTリテラシー教育を行う「情報処理教育棟(KUDOS)」のホームページをAWS上に移行。その際に、アマゾン マシン イメージ(AMI)というサーバのテンプレートを利用することで、簡易にシステムを構築し、安定かつ高速にアクセスを処理することが可能となりました。
今後は、履修登録や授業支援などを行う全学の教学システムを、順次、AWS上に移行していく予定です。

【システムイメージ】

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【用語解説】

※1 SINET(サイネット)
日本全国の大学、研究機関等の学術情報基盤として、国立情報学研究所が構築、運用している超高速、高機能、高信頼の学術情報ネットワーク。平成23年(2011 年)4 月からは「SINET4」 の運用を開始しており、大学、研究機関に無料で提供されている。

※2 アマゾン ウェブ サービス(AWS)
Amazon Web Services, Inc.が提供するクラウドプラットフォーム。クラウドコンピューティング技術を駆使した仮想サーバ、データベース等を利用することができる。

※3 ハイブリッド・クラウドシステム
仮想技術を使って学内に構築したプライベートクラウドシステムと、事業者等が運用・提供するクラウド環境を組み合わせて利用すること。

※4 プラットフォーム
業務ソフトウェア等を動作させるために必要なハードウェアやOS、ミドルウェアのこと。

【本件の協力会社】

アマゾン データ サービス ジャパン株式会社(Amazon.comの関連会社)
代表取締役社長:長崎 忠雄  所在地:東京都目黒区

西日本電信電話株式会社(大学ネットワークシステムの構築・保守・運用を担当)
代表取締役社長:村尾 和俊  本社:大阪市中央区

バーチャレクス・コンサルティング株式会社(AWSプラットフォームを導入)
代表取締役社長:丸山 栄樹  本社:東京都港区

株式会社アンペール(「Terrace Spam Watcher」を導入)
代表取締役社長:草梛 高志  本社:東京都新宿区

※ Amazon Web Services、アマゾン ウェブ サービス、AWS、 Amazon Machine ImagesおよびAmazon Web ServicesロゴはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。

なお、本日付でアマゾンジャパン株式会社と連携協定を締結いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。

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