教養・基礎教育部門 下 絵津子教授の書籍「多言語教育に揺れる近代日本「一外国語主義」浸透の歴史」が2023年度日本英語教育史学会 著作賞を受賞しました

2023.05.26

教養・基礎教育部門 下 絵津子教授の書籍「多言語教育に揺れる近代日本「一外国語主義」浸透の歴史」が2023年度日本英語教育史学会 著作賞を受賞しました。
本書は2022年に東信堂より出版されました。

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内容説明
「英語偏重主義」の源流を辿って―。
 西洋文化と邂逅し、日本が近代国家としての道を歩み始めた明治・大正期。この時代には、英語のみならず、仏語や独語の中等教育導入についても激しい議論が繰り広げられていた―。本書では、近代以降の外国語教育をめぐる議論の内実やその目的の変化、教育政策決定過程を丹念に辿ることで、わが国の外国語教育が「英語偏重」へと陥った歴史的経緯を明らかにする。温故知新の精神で、現代日本の「外国語教育」のあり様に鋭くメスを入れた一冊!