公益社団法人日本心理学会において心理系専攻の中川知宏准教授が優秀論文賞を受賞しました
2020.09.08
総合社会学部心理系専攻の中川 知宏准教授が公益社団法人日本心理学会において優秀論文賞を受賞しました。
「なぜ非行集団に同一化するのか―集団間関係に基づく検討―」というタイトルで少年犯罪において、非行集団への同一化を規定する要因として、非行少年の差別経験と集団境界透過性に注目し、少年鑑別所に入所していた男子少年を調査対象者としているデータの貴重さや非行少年の属性や内的要因ではなく、差別や集団境界透過性といった非行少年を取り巻く環境に注目している点が評価され、見事優秀論文賞を受賞しました。