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三谷 太一
学びも趣味も全力で!
社マス4回生三谷さんの大学生活から総社の魅力が見えた。
社会・マスメディア系専攻 9期生
三谷 太一

社会・マスメディア系専攻 4回生の三谷太一さんの大学生活について、お話をお伺いしました。照れながらも、楽しそうに四年間を振り返ってくださったことを、2回生の私が記事にまとめました。読んでいただけるとうれしいです。
はじまり、はじまり~。

サークル活動から研究テーマが生まれた充実の4年間。

大学生活の中で、どんなことが印象に残っていますか?

印象に残っていることですか…?ひと言でいえば、好きなことができた4年間だったと思います。自分が学びたいことを勉強して、やりたいことをやって、という大学生活を送れたのではないか、と。総合社会学部っていう名前だけあってさまざまな授業があるし、自分の専攻じゃない授業も取れるので、心理系専攻や、環境まちづくり専攻の授業をとったりもしながら、興味のあることを勉強できたと思います。
サークル活動もがんばったし、楽しみましたねー。すごくいい仲間に恵まれました。授業もサークル活動も趣味も、自分がやりたいことができた4年間だったなあって思っています。

まずは授業についてお伺いします。好きだった授業があったら教えてください。

先生で言ったら、岡本健先生と西尾雄志先生の授業が好きでした。特に、岡本先生の現代文化論は好きでしたね。自分の好きなものを研究対象として「研究」をするにはどうしたらいいのかっていうことを学んだのですが「うわ、ちゃんと大学生ぽいことしてるなあ」って思いました(笑)。その授業で学んだことは卒論を書く時にめちゃめちゃ役立ったし、基礎を学ぶという意味ではとても大事なことを教わったと思います。

三谷さんが研究したことの内容についてお伺いしてもいいですか。

僕がいるサークルがダブルダッチサークルだったので、「ダブルダッチ」についての研究がしたかったんです。2本の縄を使ったスポーツなんですけど、先行研究を調べても歴史の流れなど曖昧で、きっちりとした年表とかも無くて。新しいスポーツだし、「研究してみたら面白いんじゃないか、そんなんできたら楽しいな」って思っていたら、現代文化論の授業で研究していいことになって、よろこんで研究テーマにしました。自分ががんばっていたサークル活動が研究に繋がって、うれしかったです。

歴史の浅いダブルダッチサークルだったけど、
全国大会出場を目指して一途に練習、練習、練習。

ダブルダッチは大学になってから始めたのですか?

そうですね。中学と高校の授業でちょっとだけやって、知ってはいたんですけど。大学に入学してから、サークル勧誘で声をかけてもらったのがきっかけです。そのとき実際に体験させてもらったし、先輩方の人柄も良さそうに感じたし、自分の中でしっくりきたので入りました。

ダブルダッチで強く思い出に残っていることはありますか?

3回生最後の大会が強く印象に残っています。まあ、全部がいい思い出なんですけどね。近大のダブルダッチサークルは僕の1個上の先輩たちがつくったんですけど、その先輩たちは3人ほどしかいなくて、他大学とは違って歴史が浅く…。そんな中で自分たちの目標をどこに置くかってことをみんなで話し合いましたね。で、全国大会に出場することを目標にしようって決めたんです。もちろん、全国大会に出場するためには関西予選を突破しないといけないんです。だから、まずその予選突破をめざしてがんばろう!って盛り上がりました。でも、僕達のサークルにはOBはいなかったから、他大学のOBの方や先輩方に練習を見てもらったり、つくったパフォーマンスに対してのアドバイスをもらったりしました。ありがたかったです。

予選に出場するまでにいろいろな苦労があったんですね。

1回生の時からがむしゃらに練習してて、どうしたら上手くなれるんやろうってずっと考えてました。いろんな先輩たちからアドバイスもらったりして、成長できたと思います。
苦労もあったけど、それがとてもいい思い出になってます。3回生のときのその最後の関西予選では、大きなミスを1つしてしまって、結果、僕ら9位やったんです。予選を突破できるのは5位までだったので、敗者復活枠にも届かずに終わってしまったんですけど、でも、それまでにやってきたことが繋がって実力が伸びた、そんな手ごたえを持って臨んだ大会やったので、自分の中では満足しています。惜しかったなという思いはありますけどね。

大学生活の中でほかにやったことは?

他に何か…っていわれたら、やっぱりゲームかなあ。機器にもけっこうこだわるタイプなんです。パソコンは2つ使ってるし、マイクもコンデンサーマイクっていうちょっと音質の良いマイクを使ってます。そういうの集めるの好きなんです(笑)。

最近だと、キーボードを買いました。卒論を書かなあかんかったし、やる気出すためにも新しくしたんです。ゲームするときのキーボードって打つ音が結構響くタイプとか、そうでもないタイプとかいろいろあって。新しいのを買うまでは大きな音がかちゃかちゃと鳴るキーボードを使ってたんですけど、それがなんか鬱陶しく感じるようになって。で、音が静かなタイプに買い替えたんです。おかげで、卒論もがんがん進みましたね(笑)。

ゲームは小さい頃から好きなんですか?

そうですね。小学一年生くらいからやってます。お正月の福袋ってあるじゃないですか。その福袋をね、家の近くのスーパーで買ってもらったんです。たしか500円だったんじゃないかなあ。大当たりはゲーム機でね、なんとそれが当たって(笑)。そのゲーム機はゲームボーイアドバンスSPっていって、折りたためるやつでね。このラッキーがゲームを始めるきっかけです。うれしかったなあ。その後、DS全盛期になって、勉強を頑張ったらゲームソフトを買ってもらえる、みたいな感じでしたね。

はじめてプレイしたゲームって覚えてますか?

そのゲームボーイが当たったとき、その足でお母さんにゲーム屋さんに連れてってもらって、「スーパーマリオブラザーズ」と「ポケットモンスターファイアレッド」というソフトを買ってもらいました。それが僕の人生初のゲーム体験、懐かしい(笑)。

将来の夢が決まっていなくても大丈夫。
ここは自分の好きなことを探せる場所だと思います

近大の総社に入る前と後では、イメージに違いはありましたか?

社会・マスメディア系専攻なんで、新聞記者とかテレビ局とかの仕事をめざしている人ばっかりなんかなって思ってたんですけど、全然そうじゃなくて。もちろんそこに向かっての知識が得られる授業もあるし、その世界のプロになりたいって思ったら、がんばれる環境は整ってる。けど、めざす道がまだ決まっていない人でも大丈夫だと思うんです。大学に入ってからしっかりと考えて、決めたらいい。焦らず自分の道を探せばいいんじゃないかと思います。この学部、この専攻は学べることの幅が広いし、さまざまなタイプの先生がいるし、いろんな刺激を受けることができます。英語を学んだり、使う機会も多いですし、英語のプレゼンコンテストとかもやってる。自分はそういうものに出る気は無かったんですけど、英語の先生に言われて参加したこともあって、なんとそこで準優勝したりもしたんです(笑)。

最後に、総社に入って学んだこと・得たことってどんなことでしょう?

ほんまにいろんなことが学べたなって思います。知識だけじゃなくて、それを使うスキルとかも含めて、気づかないうちにいろんなことを学んでいたんだと思うんです。
プレゼンテーションをする機会もたくさんありましたね。ゼミでも自分が調べたことを発表する機会がめっちゃあって。就活の時でも、「大学で何してたの?」、「何を学びましたか?」とか、「あなたの長所って何でしょう?」などという質問に対してもしっかり答えられるようなこともやってきたし、自分のエピソードを相手に伝える能力もゼミで身につきました。身についたっていうかまだ練習中なんですけどね(笑)。でも総社で学んだことは、就活でとても役立ったと思います。

今日はこのインタビューのために時間をつくっていただき、ありがとうございました。同じ専攻の後輩として、共感できる部分がとても多かったです。ここではさまざまなことが学べるし、いろんな個性を持った仲間がいますよね。改めて面白い学部だなって思いました。私たち後輩も、先輩に負けないように大学生活を楽しみ、そしてがんばります!

執筆:西原 夢乃(社会・マスメディア系専攻 11期生)
文中の学年等は2021年度の取材当時のもの