「アドバンスト実務実習」と「連携大学院」で、高度な専門性を有する薬剤師へ
1.学部から大学院へのシームレスな繋がり
早期体験学習、実務実習事前学習、フィジカルアセスメント、救命救急講習といった充実した事前教育を経て、4年生後期から5年生にかけての薬局・病院実務実習を修了した後、アドバンスト実務実習を選択することが可能です。
さらに、大学院へ進学することで、最先端の医療現場を活かした連携大学院講座に進み、実践的な応用臨床スキルを習得することができます(図1)。連携大学院では、臨床業務に携わりながら、それを題材とした臨床研究を行うことが可能です。
このように、本学では学部教育と大学院教育を通じて、高度な専門性を高める学びをシームレスかつ体系的に継続できる体制を整えています。

図1
2.レジデント制度を活用した5つの連携大学院講座
学部での学びを修了した後、大学院に進学し、さらに高度な専門性を有する薬剤師を目指すことができます。近畿大学大学院では、近畿大学病院(先端医療薬学)や近畿大学奈良病院(先端病院薬学)をはじめ、堺市立総合医療センター(臨床処方解析学)、国立循環器病研究センター(循環器薬物療法学)、地域の薬局(地域医療薬学)と連携し、計5つの連携大学院講座を設置しています(図2)。
これらの講座は、連携先の規程によるレジデントなどの非常勤職員(有給)として実際に勤務しながら、現場で最先端の臨床研究を行うことが可能です。
本大学院での学びを通じて、薬剤師としての臨床実務能力と、高度な医療の実現に貢献できる優れた臨床研究能力を有する人材(ファーマシスト・サイエンティスト)を目指すことが可能です。

図2