近畿大学薬学部主催の「薬剤師のための 実践!薬学統計解析コース」が開催されました
2018.11.02
- 研修会
医療現場において薬剤師は様々なデータに出会いますが、それを解析し応用するための統計スキルを学ぶ機会に恵まれないのではないでしょうか。そこで今回、近畿大学薬学部の「薬学統計学」スペシャリストである松野教授を講師に、3日間のコースの中で、病院・薬局などで用いられる一通りの統計スキルを修得し、身近なデータから、新たな臨床学的知見を引きだすことを目的としました。
準備期間も短い中でしたが、30名定員のところ28名の参加があり、無事に講習を終えることができました。統計の基礎から、専用ソフト「R」を用いた本格的な臨床データの解析まで、盛りだくさんの内容でしたが、最後まで無事終了しました。最後に岩城学部長から受講生へ修了証と研修シール(6単位)が授与されました。
今回は都合で来られなかった方もおられますと聞いていますので、次年度は開催時期をずらしたりして、なるべく多くの方が受講できるようにしたいと思います。また、「臨床検査値コース」や「アンケート解析コース」など、場面を絞ったアドバンスコースなども企画できればと考えています。