近畿大学病院救命救急センターがリーダーを務める南大阪メディカルラリー実行委員会は、７月１４日（日）第４回メディカルラリー選手権を開催しました。
京都橘大学、東洋医療専門学校の学生さん、近隣病院の医療スタッフや救命士の皆さんのお力添えで、総勢約２８０名のボランティアスタッフが参加し、模擬事故現場を４ステーション設置した大規模なメディカルラリーの実現に至りました。

昨年の大阪北部地震や西日本豪雨災害、台風２１号など、昨今多発している自然災害に加え、今後の開催が見込まれるラクビーワールドカップ、万博博覧会などの国際イベントを控え、テロや交通事故等の人為災害への備えが高まっています。
今回のテーマに「人為災害時の救急対応」を掲げ、テロ災害現場や、交通事故発生直後の現場など４つの疑似災害現場を再現しました。

全国各地より11のプレホスピタルチームが参加し、近畿大学医学部生を中心とした、京都橘大学看護部、東洋医療専門学校の学生による合同チームも参加し健闘しました。

優勝は、ベルランド総合病院を中心とした「teamＳＭＡＫＦＯＫs」が輝きました。

京都橘大学看護部、東洋医療専門学校の学生さんを中心としたボランティアスタッフの皆さん
総勢約２８０名が集まりました！

逃走犯が交通事故にあった設定現場にて競技を行うチーム

車から傷病者を運び出す競技を行うチーム

人工心肺蘇生を試みるTeam Kindai Kyumei,Jrの皆さん

Team Kindai Kyumei,Jr（近畿大学医学部・京都橘大学・東洋医療専門学校の合同チーム）の皆さん