和歌山県地域枠入試【一般前期型】
和歌山県地域医師確保修学資金制度の概要
-
(1)
貸与額:月額20万円(6年間総額1,440万円) ※なお、貸与時より年3%の利息が付きます。
-
(2)
返還免除:下記1.出願資格(2)の条件を全て履行した場合に、貸与を受けた修学資金と利息の返還が免除されます。
-
(3)
返還条件:返還債務免除のための勤務を履行できなくなった場合は、一括返還(年利3%)となります。
和歌山県地域医師確保修学資金の詳細については、「修学資金等の返還に係る債務の免除に関する条例」および「和歌山県地域医師確保修学資金貸与規則」に規定しています。和歌山県ホームページ、もしくは、和歌山県福祉保健部健康局医務課TEL(073)441-2610にご確認ください。
1.出願資格
-
(1)
将来、和歌山県の地域医療に貢献しようとする強い意志を持ち、合格した場合は入学することを確約できる者。
-
(2)
和歌山県地域医師確保修学資金の貸与を受け、次の条件を全て満たすことを確約できる者。
-
①
本学医学部を卒業した日から2年以内に医師免許を取得すること。
-
②
出願時には、和歌山県内でキャリア形成を行うことに同意する旨の県への同意書(※1)を提出すること。
-
③
医師免許取得後、引き続き9年間(臨床研修期間を含む)和歌山県内の公的医療機関に従事すること。うち2分の1以上の期間は、へき地医療機関(※2、※3)に勤務すること。
-
④
上記①から③までにおいて、やむを得ず遵守することができないと認められる場合は、退学や心身の故障など医師として従事することが不可能であるときに限ること。
-
※1
在学中にキャリア形成卒前支援プラン及び卒業後にキャリア形成プログラムの適用を受けるためのもの。
- キャリア形成卒前支援プランとは、県が大学や医療機関と連携し、地域医療へ貢献する意志を有する学生に対し、地域医療や将来の職業選択に対する意識の涵養を図り、地域医療に貢献するキャリアを描けるように支援するプラン
- キャリア形成プログラムとは、医師の確保を特に図るべき区域における医師の確保と、当該区域に派遣される医師の能力の開発・向上を両立しつつ、出産、育児等のライフイベント等のキャリア形成上の希望に配慮して地域枠学生(医師)ごとに作成するプログラム
- キャリア形成卒前支援プラン及びキャリア形成プログラムの詳細については、和歌山県ホームページをご確認ください。
-
※2へき地医療機関:
へき地医療拠点病院、市町村が開設するへき地診療所及び和歌山県が定める医師の確保を特に図るべき区域に所在する医療機関
-
※3
へき地医療機関における診療科は内科とします。
2.試験科目
一次試験:理科2科目(200点)・数学(100点)・英語(100点)合計400点満点
二次試験:小論文(段階評価)・面接(段階評価)
3.出願書類
4.併願について
和歌山県地域枠入試の出願者は、大阪府地域枠入試・静岡県地域枠入試に出願することはできません。なお、一般入試・前期への併願は可能です。
5.選抜方法・合否判定基準
-
(1)
一次試験は学力試験の成績によって判定し、一次試験合格者を決定する。
-
(2)
一次試験合格者に二次試験を実施し、一次試験・二次試験の成績および調査書・地域枠志望理由書等を総合的に判定して最終合格者を決定する。
-
(3)
合否判定は、地域枠が定員に達するまで順次判定するため、他の地域枠の合格最低点と異なることがある。
-
(4)
地域枠において、合格基準を満たす受験者がいないと判定した場合は、合格者数が募集人数を満たさない場合がある。
-
(5)
地域枠入試【一般前期型】と一般入試・前期を併願した者のうち、地域枠入試で二次試験が不合格となった場合は、一般入試・前期(一次試験)の合格最低点を超えている者を一般入試・前期の選抜対象とします。
6.入学辞退について
-
(1)
地域枠入試の合格者はいかなる事由があっても入学を辞退できません。また、入学手続後はいかなる事由があっても、納入した入学金および授業料等は返還しません。
-
(2)
地域枠入試【一般前期型】の合格者が、一般入試・後期、地域枠入試【一般後期型】、共通テスト利用方式(前期・中期・後期)の二次試験に合格した場合であっても、これらの入試方式で入学手続きをすることはできません。
7.その他
修学資金の貸与申請には、連帯保証人2名を選出する必要がありますので、予めご留意ください。
- 連帯保証人2名は、独立して生計を営む成年者でなければなりません。
- そのうち1名は、その保護者(親権者又は未成年後見人)である必要があります。