万博アートプロジェクト「Art Rebuild」 万博記念公園で学生による廃ベンチ再生アートを展示公開

2025.12.11

  • 造形

令和7年(2025年)10月25日(土)、万博記念公園内の上の広場にて、文芸学部の学生13名が「廃ベンチで屏風」をテーマに、廃ベンチを再生したアート作品の公開制作を行いました。

産学協働によるアートプロジェクト「ART REBUILD @ EXPO '70 PARK ― アート再構築 ―」の第3弾の取り組みである今回は、公園内で使い古された廃ベンチを再生し、閉幕した万博と次代との境界を象徴する"屏風"へと再構築しました。落ち葉や木の葉をスタンプして自然の形を取り入れたグラフィカル表現を施しています。最終工程となるペインティングは公開制作として行い、学生が園内の葉を実際に使いながら色彩や構成をつくりあげていく様子を来園者に公開し、廃材がアートへと生まれ変わるプロセスを間近で体験していただく機会となりました。
完成した作品「葉音の屏風」は、「屋外美術館」のある自然文化園中央休憩所に展示されています。

公開制作の様子             葉音の屛風
公開制作の様子.jpg葉音の屛風.jpg

場所:万博記念公園 自然文化園中央休憩所
(大阪府吹田市千里万博公園、大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩約5分)

これまでの取り組みのご紹介
「ART REBUILD@EXPO'70PARK-アート再構築-」は万博記念公園マネジメント・パートナーズと近畿大学文芸学部が、「大阪・関西万博」に向けての産学協同の継続型アートプロジェクトとしてスタートしました。
第1弾の取り組みとしては、令和5年(2023年)3月に、万博記念公園にあるベンチを爽やかな青い塗装を施し「青いベンチ」として蘇らせました。
第2弾は、自然文化園中央休憩所を美術館見立てた「屋外美術館」を企画しました。

第1弾「青いベンチ」
第1弾

第2弾「屋外美術館」
第2弾.png第2弾.jpg