英語英米文学専攻の卒業生が日本英文学会関西支部奨励賞を受賞

2020.12.21

  • 英米

文芸学部文学科外国語文学専攻(現:英語英米文学専攻)の卒業生である廣野允紀さんが、日本英文学会関西支部奨励賞を受賞しました。

受賞された論文は以下の通りです。

論文タイトル 「Soule-Diseased Knight―『妖精の女王』第1巻における赤十字の騎士の両義性再考―」

掲載雑誌名 『関西英文学研究』第14号(2021)
内容 『妖精の女王』第1巻には、罪が病のイメージで描写されることが多い。主人公、赤十字の騎士は聖なる騎士として描かれる一方で、伝染病にかかったように、敵と罪を共有し、感染してしまう。本論文では、病と罪のイメージから、赤十字の騎士が持つ両義性を分析する。