近大卒業生の米村 貴裕氏の書籍「ビースト・ゲートー生命体の開拓者ー」の表紙/挿絵を現役造形芸術専攻学生が制作

2019.02.28

近畿大学卒業生である有限会社イナズマの米村 貴裕(よねむら たかひろ)氏(近畿大学生物理工学部卒、近大学生ベンチャー第一号)が、自身の小説「ビースト・ゲート」の表紙・挿絵を芸術学科造形芸術専攻の安 起瑩ゼミに依頼され、ゼミ学生が参加しました。
近畿大学卒業生と現役生がタッグを組み完成した書籍「ビースト・ゲート 生命体の開拓者」が2019年2月28日に発売されます。
イラスト制作にあたっては、作者に直接小説のストーリーをヒアリングする形の打ち合わせを重ねて、小説のイメージを掴みながら作業を進めました。ラフスケッチから原画スケッチ、そして、CG制作と修正作業などを作者、教員、学生が一体となってイラスト制作に取り組み、イラストの表現方向においては、ライトノベルに詳しい本学の職員と学生の意見も取り入れながら進めました。
学生にとっても、実際に発売される小説の表紙の制作に携わることで、大きな経験となりました。

表紙
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挿絵
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イラスト:井口 昇(作家名) 芸術学科造形芸術専攻3年生
監修:近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻教授 安 起瑩

米村 貴裕(よねむら たかひろ)氏
1997年 近畿大学生物理工学部卒業
1999年 近畿大学大学院修了
2001年 在学中に有限会社イナズマを起業
2003年 博士(工学)号取得
ペーパークラフトやIT関連事業などと並行して、ビジネスから文芸書籍までの執筆活動を行う。2006年開発したソフトウェア「紙龍」が文化庁・メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に認定。2007年著書『やさしいC++ Part2』が文化庁・メディア芸術祭にノミネート。

関連サイト:有限会社イナズマ
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