文化・歴史学科"卒業生の活躍"大阪府立弥生博物館主催の講演会「エジプト学のみらい -私たちのエジプト研究-」にて講演

2019.01.07

大阪府立弥生博物館の平成30年度秋季特別展「発見!古代エジプト-7つのひみつと最新エジプト研究-」の一環として、平成30年11月17日(土)に「エジプト学のみらい -私たちのエジプト研究-」と題した4つの大学(近畿大学、早稲田大学、東海大学、名古屋大学)でエジプト研究をしている学生による講演会が開かれ、文化・歴史学科卒業生の岩本尚教さんと清水麻里奈さんが講演しました。

"講演会を振り返って"コメント
岩本 尚教さん
近畿大学 総合文化研究科 文化・社会学専攻(1年) 
講演会の写真④.JPG
私は大学院に進学し、学部時代から継続して古代エジプト史を研究しています。研究を進める中で、今回、私が研究対象としている古代エジプトの太陽信仰に関連する講演を外部で行う機会に巡り合いました。
講演のコンセプトは、「古代エジプト史を知らない一般の方々に、魅力や面白さを知っていただき、楽しんでいただけるような講演」でした。そもそも、私は外部で発表を行ったことがなく、一般の方々を前にして自身の研究内容に関する発表を行ったこともありません。なので、皆さんに楽しんでいただけるような講演ができるのか、自分の考えていることを相手に伝えることができるのかどうかわからなく、正直不安でした。
不安を抱えて臨んだ講演でしたが、講演中には私の内容に対して驚きや納得、たまに"笑い"といった反応があり、終了後には講演内容に関する質問をしてくださる方々がおられました。当初、自分が予想していた事とは異なる結果を目の当たりすることになり、正直驚きました。
講演を行ったという事実は、自分の中で自信となり、大きな達成感を得ることができました。そして、以前の自分より少しばかり大きくなれたような気がしました。