2025年2月24日「歴史たいけんフェスティバル」への参加
2025.09.24
- 文歴
2025年2月24日,東大阪市の文化創造館で開催された「歴史たいけんフェスティバル」に文化・歴史学科の学生達が参加し,パネル展示を行いました。
当学科教員が担当する科目「文化探索実習」の成果で,東大阪市文化財課と協力しながら,学生達は5つのグループに分かれ,前期・後期の授業を通して展示内容を練り上げていきました。
① 東大阪市日下の旧河澄家と若江南の若江鏡神社にあるカヤの木に着目し、カヤの葉やカヤ製品などの展示、搾油機による油搾りの実演・体験を行ったグループ
② 「土偶と埴輪はどう違うのか?」というテーマを掲げ,東大阪市から出土した土偶と埴輪を展示しながら調査内容を解説したグループ
③ 大和川の付け替えに関し,フィールドワークも行って関連する神社や地蔵などを紹介し,江戸期の古地図や剣先船の顔出しパネルも用いながら発表したグループ
④ 東大阪市に残る幕末の『村用日記録』を元に,著者である庄屋の仕事や当時の話し合い,舞台となった御厨の歴史をまとめたグループ
⑤ 東大阪の町工場に注目し,町工場の歴史や現在の工場分布等をまとめ,また転造ねじの工場へ実際に伺いながら,ねじの転造加工を実物や動画によって発表したグループ
調査する過程でも,発表当日も,市民の方々や市の文化財課の方々と良い交流を教員・学生両方が持ちながら進めることができました。