日韓にルーツを持つ子に日本語を教える「LG多文化学校」プログラムを実施しました
2017.02.06
- 日文
文芸学部では平成29年1月16日~1月19日の期間中、日本と韓国の両国にルーツを持つ児童・生徒を対象に文芸学部の学生が教師となり、日本語・日本文化の研修を行いました。
教師となる学生は、将来国内外で日本語教師としての活躍を目指す学生のために
開講している日本語教員養成課程を受講中の学生達が中心となりました。
◆プログラム内容:日本語・日本文化授業、奈良見学、市役所訪問、おもちゃ作り体験など
大学生が外国の小中学生を対象にした教育プログラムに携わることにより、
普段学んでいることが具体的な形で実践でき、また比較的近い世代同士の交流が
行われることにより、これまでにないタイプの日韓交流プログラムとなりました。
*「LG多文化学校」プログラムとは*
近年韓国内で急増している多文化家族(国際結婚家庭)の子どもを対象に、
母親または父親の自国の言語と文化を教育するプログラムです。
このプログラムには韓国全国から小中学生が選抜され、2年間のプログラムを通じてバイリンガル
能力を持ったグローバルリーダーを養成することを目的に行われています。
普段は各家庭にてインターネットを通じた言語と文化の教育が行われ、年1回
海外研修が行われます。