法学部4年生の佐藤穂佳さん(国際コース、森山ゼミ)が、外務省推進、公益財団法人日韓文化交流基金・大韓民国教育部国立国際教育院主催の「【JENESYS2024】大学生訪韓団(第1~2団)」に採用されました。

2024.12.20

2024年12月20日、法学部4年生の佐藤穂佳さん(国際コース、森山ゼミ)が、外務省推進、公益財団法人日韓文化交流基金・大韓民国教育部国立国際教育院主催の「【JENESYS2024】大学生訪韓団(第1~2団)」に採用されました。

日本政府(外務省)が推進する事業である対日理解促進交流プログラム「JENESYS2024」において、佐藤さんは、2025年3月1日の事前研修を経て、同年3月9日-15日の期間、大韓民国に派遣されることとなりました。

トリミング後:佐藤穂佳:写真.jpg以下は、同プログラムに臨む佐藤さんの抱負です。

「JENESYS2024の一環である大学生訪韓団の団員として韓国に派遣されることになりました。本プログラムに応募したきっかけは、私人間での交流における歴史、文化、社会の相互理解の促進に貢献したいという思いからでした。3年次に法学部LPC留学プログラムに参加し、6カ月間ニュージーランド・オタゴ大学で言語や法学の知見獲得に取り組んでまいりました。年齢や人種の異なる学生と文化や社会の構造について討論する中で、『外交上の緊迫した状況』と『私人間交流における両国間のあたたかな雰囲気』とのギャップに驚くばかりでした。この経験から、公的な立場ではなく、国民一人ひとりの私的な立場から相互理解を積み重ねていく人になりたいとおもい、応募を決心しました。また、本プログラムの派遣国が韓国であることに格別なるおもいがあります。2025年は日韓の国交正常化から60年が経過します。この間、音楽やドラマ、食文化を通じ文化交流が盛んに行われてきましたが、領土や差別などの社会問題に関して一進一退の状況が続いています。国際政治の状況を鑑みると、日韓の友好関係構築は両国間ひいてはアジア地域全体の平和と豊かな社会のために必要不可欠です。そのために、これまで法学部で培った知見とゼミで磨いた共同力を活かし、韓国人学生とのディスカッションから韓国の歴史、文化、社会の実態を正しく分析し、互いの価値観を擦り合わせ社会に発信することで日韓関係構築に貢献する所存です。最後になりましたが、日頃からご指導いただいている森山智浩先生はじめ法学部の諸先生方、新しい価値観で刺激を与えてくれるゼミの仲間にこの場をお借りして感謝申し上げます。」