池田晴奈ゼミ(憲法)が、金沢大学の稲葉実香ゼミ(憲法)と、"きんだい"合同ゼミを行いました。
2024.09.14
2024年9月12日及び14日に、池田晴奈ゼミ(憲法)が、金沢大学の稲葉実香ゼミ(憲法)と、"きんだい"合同ゼミを行いました。
2024年9月12日には、泉佐野市にある関西国際空港へ行き、大阪出入国在留管理局関西空港支局の方から入管法等業務の説明を受けたり、施設(各審査場)を見学したりしました。業務説明の時間には、両ゼミ生が業務内容、法制度、上陸・入国の審査など9つの項目に分けて入管業務に関する約40の事前質問をそれぞれ提出していたため、入管業務の説明に合わせて、事前質問への回答もいただけました。
普段入ることのできない施設の中で、大変わかりやすい入管業務の説明を受けたり、実際の審査場を見学して説明を受けたりできたことは、良い経験となったようです。
2024年9月14日には、近畿大学東大阪キャンパスB館10階にある法廷教室で、出入国や在留管理に関わる二つの問題についてディベートを行いました。一つ目は外国人同性パートナーの在留資格の合憲性の問題について、二つ目はパスポート(旅券)発給拒否処分の合憲性について、金沢大学と近畿大学のゼミ生がそれぞれ合憲側と違憲側に分かれて議論しました。
論点を抽出したり、即座に応答したりすることは難しかったようですが、色々な視点を知ることができて、刺激になったようです。
午前中のディベートの後はお昼に懇親会を行い、4~5人ごとにそれぞれの大学生が組み合わさってテーブルに分かれ、お互いに日頃の色々なことを話して、交流を深められました。
きんだい合同ゼミは、日頃とは異なる新たな経験を積んだり、地域の異なる人と一緒に議論したりできたことで、視野を広げられる貴重な機会となりました。