第12回私法研究会が開催されました。

2021.06.16

2021年6月16日、第12回私法研究会が開催されました。

今回は、福田健太郎教授から「高圧一括受電をめぐる法的諸問題 −最判平成31年3月5日の検討を兼ねて−」というタイトルで報告がなされました。

20210616.png緊急事態宣言下であるため、オンラインでの開催となりましたが、法学部の民法を専門とする他の教員はもちろん、商法や知的財産法の教員に加え、経営学部や他大学の教員の参加がありました。

報告は、区分所有法に関する最高裁判決を基に、判決では触れられていない発展的な問題にまで考察を巡らすものであり、分野を越えた参加者からの多角的な検討がなされるとともに、実際に区分所有法の適用を受ける生活者としての視点からも議論が活発に行われ、非常に有意義な研究会となりました。