森山ゼミ「国際活動推進研究会」の若井凛さん(法学部3年生)が、「第39代女王卑弥呼」に選抜・採用されました。

2021.03.24

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森山ゼミ「国際活動推進研究会」の若井凛さん(法学部3年生)が、奈良県大和郡山市の「第39代女王卑弥呼」に選抜・採用され、2021年3月24日の「お城まつり」より、1年間、PRレディとして活動します。奈良県大和郡山市の地域振興を目的として、観光協会が関連する市の事業やキャンペーン、伝統行事のPRを行います。

今回の採用・選抜にあたり、若井凛さんから寄せられた意気込みは以下のとおりです。

「この度は、奈良県大和郡山市観光協会主催の『第39代女王卑弥呼プロジェクト』におきまして、今年度の女王卑弥呼として大和郡山市のPRを務めることになりました。このプロジェクトの女王卑弥呼は奈良県から募られ、大和郡山愛と活気溢れる女性3人が選ばれます。そのうちの1人に選んでいただいたことを光栄に思うと共に、大和郡山市の魅力を自分自身で発見できる事への期待と嬉しさを感じています。

この場をお借りしまして、大和郡山市観光協会、後援・協賛企業の方々に厚く御礼を申し上げます。

本プロジェクトに応募したきっかけは、今まで温かく私を育んでくれた奈良県に恩返しがしたいという想いからでした。

昨年、奈良県広陵町の成人式で、実行委員に選出され、その任を他のメンバーと共に果たしました。この、成人という節目を迎える大切な式典に携われたことで、家族や友人だけではなく、奈良県という温かい故郷に育まれ、支えられてきたことを実感しました。

しかし、今日では感染症によって、奈良県は、緊急事態宣言が発令していた1ヶ月間(2020年4月16〜5月14日)に、2019年の同時期と比べ推計60万人もの観光客が減るなど、閉業を余儀なくされる飲食店や商業施設が少なくありません。

このような状況下、日本を代表する偉人である卑弥呼という存在を窓口とすることで、全国ひいては国内外の人々の関心を集め、大和の歴史を刻んできた大和郡山市をアピールすることが活気溢れる奈良県に繋がればと思い、また、これまで学んだ『リーガルマインドを通した論理的思考」及び「国際知見を通した多様性の姿勢」を生かしてその一助になりたいと思い、女王卑弥呼プロジェクトへの応募を決心しました。

本プロジェクトでは『大和郡山市の何をPRするのか』だけではなく、『どのようにPRするのか』を司会・朗読・ナレーション・研修トレーナーの辻井利恵先生から、月に一度の定例会にてご指導を賜っています。PR活動を通して得た知見を自らの言葉に変えて、たくさんの人々に届けることができる伝え方を学びたいと考えています。

大和郡山市は、『日本さくら名所100選』にも選ばれた郡山城址公園の桜をはじめとする四季折々の豊かな自然に恵まれた歴史深い町です。現在も、1580年に築城された郡山城の風情溢れる城下町は、色鮮やかな金魚に彩られ、人々に悠久の時を感じさせています。

今年度は、感染症対策により活動が少なかった前年度の女王卑弥呼の3人も続投となり、6人の卑弥呼による新体制となるので、より一層華やかに大和郡山市の魅力をアピールできると信じて止みません。

そして、このプロジェクトを通して、多くの出会いを大切にすると共に、大和郡山市の魅力の発見に努め、自分らしさを大切にしながら全力でPR活動に取り組みたいと思います。

最後になりましたが、このような素晴らしい地域貢献活動に自身をコミットさせたいという思いに至った姿勢は私一人で獲得できたものでないことは申し上げるまでもありません。

法的視座・国際的知見を与え続けていただいている法学部の先生方、本プロジェクトに応募するにあたってご指導いただいた森山智浩先生、主体性をもとに切磋琢磨し続けている所属ゼミナールの先輩方と同期の仲間たちに心より感謝申し上げます。」