第24回近畿大学公法判例研究会が開催されました。2020.2.18
2020.02.18
2020年2月18日、第24回近畿大学公法判例研究会が開催されました。
公法系の法科大学院・法学部の教員及び学部生に、今回は他大学の教員及び院生も加わり、10名ほどが参加しました。
今回は、池田晴奈准教授(法学部)が「第2次夫婦別姓訴訟」(東京地判令和元年10月2日LEX/DB文献番号 25564040)に関して報告し、民法750条の夫婦同氏制の合憲性について検討がなされました。
平成27年12月16日に夫婦別姓訴訟について最高裁が合憲と判断して以来、約4年を経て、各地で夫婦別姓訴訟が起こる中、東京地裁で示された判決を分析し、考察が進められました。
出席者の多くから質問が飛び交い、充実した議論を行うことができました。
研究会において時間を大幅に超えての質疑応答が行われただけでなく、懇親会においても議論は続き、当該判例について検討を深められました。