林晃大ゼミ所属の3年生が、フィールドワークを行いました。

2016.12.24

1.jpg

「観光振興を目的とした地方自治体の活動のあり方」をテーマとして研究を行っている林晃大ゼミ(行政法)所属の3年生が、2016年11月18日と25日に近畿圏の複数の地方自治体でフィールドワークを行いました。
研究テーマに沿って組まれた班ごとに、京都市役所、宇治市役所、神戸市役所、明日香村役場などをそれぞれ訪れ、聞き取り調査や現地視察を行いました。
参加した学生からは、現地を訪れない限り知ることのできなかった観光地の現状や行政の取り組みを学ぶことができ、貴重な経験になったという声が聞かれました。


A班(河野かすみ、佐野礼夏、田中望視、田中実莉、松本咲季)
テーマ:京都市における官民連携による取り組みについて

2.jpg
「私たちは、京都市における官民連携による観光の振興について研究するために、京都市役所産業観光局観光MICE推進室の職員の方にお話を聞かせていただきました。
そこで、民間発案型官民連携の観光促進ツールである京都Sound UDプロジェクトについて、京都市と民間企業とがどのような形で協力し、プロジェクトを実現させているかについて学ぶことができました。」


B班(内村友美、奥野真理、川崎祥太、坂井悠那、佐々木裕多、高木良太)
テーマ:京都市における景観整備施策について

3.jpg
「私たちは、京都市の景観整備行政について研究するために、京都市役所景観政策課およびNPO法人京都景観フォーラムにお話を聞かせていただきました。
景観政策を立案する行政の立場と、景観政策の影響を受ける市民の両方の意見を聞くことができ、座学では知ることのできない、景観整備の現状を学ぶことができました。」


C班(大谷友莉、阪口達耶、中田準也、森口公平、安井陽平、山中麻里菜)
テーマ:神戸市における自然環境保護について

4.jpg
「私たちは、神戸市の須磨海水浴場の整備と環境行政との関わりについて研究するために、神戸市みなと総局海岸防災課を訪問しました。
そこでは、これまで行われてきた自然環境の保全や漂着ゴミや騒音など様々な問題に対する対策、これまで以上に須磨海岸をよりよくするための新たな施策についてお話を伺うことができました。」


D班(小田貴大、田崎潤、樋口千奈瑠、福﨑安那)
テーマ:宇治市による文化的景観の保護について

5.jpg
「私たちは、宇治市の文化的景観について研究するため、宇治市役所の歴史街づくり推進課の職員の方からお話しを聞かせていただきました。世界遺産への登録を目指す宇治市の文化的景観の歴史や保護に向けた取り組みについて、また社会との関わりや観光とのつながりについて学ぶことができました。」


E班(上田梨紗子、柏原楓、國方悠平、花野翔麻)
テーマ:世界遺産登録に向けた明日香村の取り組みについて

6.jpg 7.jpg

「私たちは、明日香村における世界遺産登録に向けての活動について研究するため、明日香村役場総合施策課の職員の方からお話を伺いました。そこで、若者や外国人観光客を増やすことを目的とした広報を含めた自治体による活動の現状や、歴史的な遺跡の保護に対する取り組みについて学ぶことができました。」