JPHACKS Innovator認定「トイレ×テック」新しい分野への挑戦

2024.12.23

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情報学部生1名を含むチーム「BENTECK」は、
11月17日(日)JPHACKS Award Dayにて「Innovator認定」と「審査委員特別賞」を受賞されました。
Award Dayは全国から選出されたFinalist15チームの中から賞の選出および、授与式が行われます。
学生に今回の受賞についてコメントをもらいました:))

①スマートイレを寝る間も惜しんで開発するモチベーションをどういう風に維持できたか?
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他のグループの多くが"堅実"なテーマで"ソフトウェア"開発を行なっている中で、
トイレを自動で流すハードウェアの開発やAIうんち君との会話アプリなど"くだらない"テーマで"ハードウェア"の開発
を行なっているというアウトロー感がとても楽しかったです。
同時にアウトローであるが故に、完成度の高い成果物を作ることができれば良い賞をいただけると確信していました。
面白いアイデアを思いつく→実現できそうな仲間たちがいる→しかも、うまくいけば表彰されうる
だから自分の持ちうる時間を全てこの作業に充てたいと思っていました。
このような背景が寝る間も惜しんで開発するモチベーションになったと思います。

②努力を続けてよかったことや感想
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周りのチームが企業賞を受賞している中、僕たちのチームは全く呼ばれることがなくかなり焦りました笑
ですが最後の最後でイノベータ認定と審査員特別賞をいただけて本当に嬉しかったです。
限られた時間の中で必死に作った成果物・発表が多くの聴講者を笑顔にすることができて本当に嬉しかったです。
中には僕たちの作品をとても気に入ってくださる方も居ましたし、逆に刺さらない人には全く刺さらないということも実感できました。
曖昧な言い方になってしまいますが私がこれまで経験してきた「趣味や受託開発のものづくり」とは全く次元の違う、「本当のものづくり」の片鱗を味わえた気がします。

③これから「挑戦」をしようとしている後輩や受験生にメッセージ
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せっかく作るなら自分が心の底から「面白い」と思えたり「欲しい」と思えるものを作って欲しいです。
そうすれば開発の中で絶対に避けることのできないバグの修正だったり、めんどくさい実装を乗り越えることができます。
そしてそのような壁を乗り越え続けていれば自然と技術も身についてきます。
大学では技術を身につけることに焦点が当たりがちですが、何かコンテストに挑戦する際は真面目な考え方を忘れて、
はっちゃけてみると案外うまく行くかもしれません。少なくとも楽しく取り組むことができますよ笑
それとぜひハードウェアの開発を経験してみてください!ソフトウェア開発だけでは経験できない面白みがありました!
自分が書いたコードの通りにLEDが光ったり、モーターが駆動したりする楽しさはソフトウェアの開発では味わえないものでした!

GitHub
https://github.com/jphacks/os_2409

Xにてデモ動画公開中
https://x.com/Kindai_KDIX/status/1871094488460112086

発表資料
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