トヨタシステムズ主催「わたしのミライKAIZEN アワード2023」に経営ビジネス学科の学生が特別賞を受賞

2024.04.01

令和6年(2024年)3月29日(金)、トヨタシステムズ名古屋本社(名古屋市中村区)にて行われた、「わたしのミライKAIZEN アワード2023」の最終審査にて、本学部・経営ビジネス学科マーケティング研究室の3年生(最終審査時2年生)の野見山 陽菜さん、小谷明弘さん、澤井 侑香さん、福留亜弥さんの研究が「特別賞」を受賞しました(最終審査でのプレゼンを担当した2名は、野見山 陽菜さん、澤井 侑香さん)。今回の受賞を励みとし、更に研究に邁進されることを期待しています。

わたしのミライKAIZENアワード2023特別賞受賞者および論文要旨

わたしのミライKAIZEN2023

【論文タイトル】フェアトレードマークは意味無し?! ー選択型コンジョイント分析を用いた研究結果と考察ー

【論文要旨】
開発途上国の生産者や労働者に対して公平な取引を行う「フェアトレード」の商品にはフェアトレードマークが使用される。しかし、そのフェアトレードマークは商品選択に本当に好ましい影響をもたらすのだろうか。本稿では選択型コンジョイント分析を用いて「フェアトレードマーク」、「価格」、「ブランド」、「パッケージ(日本風あるいは海外風)」の各属性の商品選択への影響力の検証を行っている。その結果、商品選択に対して「価格」は負の影響、「ブランド」は正の影響、「パッケージ」は日本風のパッケージが正の影響を及ぼす結果となった。そして、フェアトレードマークは商品選択に正の影響が、ブランド力の高い企業がフェアトレードマークを使用、つまりフェアトレードの実施を公開した場合、商品選択に負の影響を及ぼすことが明らかとなった。