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市民公開講座

2017年3月20日(月・祝) 第18回市民公開講座を開催

近畿大学アンチエイジングセンター(東大阪市小若江)は、平成29年(2017年)3月20日(月・祝)近畿大学東大阪キャンパスにて、市民公開講座を開催します。第18回目は、東大阪市アルコール関連問題会議市民セミナーとして『~酒は百薬の長されど万病のもと~』をテーマに、アルコール依存症治療の専門医師の先生方により下記2題の講演とシンポジウムを行います。

日 時:平成29年(2017年)3月20日(月・祝) 13:00~16:00(12:30より受付開始)

場 所:近畿大学東大阪キャンパス 11月ホール

【基調講演1】(13:23~13:50)
医療法人 東布施辻本クリニック 理事長 兼 院長 辻本 士郎
タイトル:
目からウロコの、お酒の話
講師:
医療法人 東布施辻本クリニック 理事長 兼 院長 辻本 士郎

酒は「百薬の長」ともいわれますが、「百厄の長」とも言われています。お酒は国民の生活に豊かさと潤いを与えるものでありますが、不適切な飲酒は、本人の健康障害だけでなく、その家族への深刻な影響や暴力、飲酒運転、虐待、自殺などのアルコール関連問題を引き起こすことから、昨年「アルコール健康障害対策基本法」に基づく基本計画が策定されました。また、国民の責務として「アルコール関連問題に関する関心と理解を深め、アルコール健康障害の予防に必要な注意を払うよう努めなければならない」とされています。当日はお酒と老化の関係や不適切な飲酒について考え、私たちのお酒との付き合い方を見直すきっかけにしたいと思います。

【講演2】(13:50~14:15)
医療法人 和気会 新生会病院 院長 和気 浩三
タイトル:
老年期のアルコール問題
講師:
医療法人 和気会 新生会病院 院長 和気 浩三

お酒は私たちの生活に豊かさと潤いを与えるものである一方、不適切な飲酒はアルコール健康障害の原因となります。特に老年期は、退職や配偶者との死別等のライフイベントを契機に飲酒パターンが変化することが多く、現在の高齢社会において「アルコール問題」の好発期と考えていいでしょう。また、老年期には若い頃とは違い、転倒、失禁、物忘れなどが、不適切な飲酒によって生じやすく、アルコール専門医療機関には高齢アルコール依存症が急増しています。 当日はアルコール専門医療機関から垣間見た「高齢社会のアルコール問題」から、老年期のお酒とのつき合い方を考えてみたいと思います。

【シンポジウム】(14:25~16:00)
タイトル:
若きも・老いも お酒との付き合い方を見直しましょう!
~新たなお酒とのコミュニケーションにトライ!きっとそこには素敵な発見が~
[各方面からの報告と意見交換]
座長:
橋本 求 (オラシオン相談支援センター)
パネリスト:
行政(保健所)から
東大阪市西保健センター 精神保健福祉相談員 鷺ノ森和也
酒造メーカーの立場から
養命酒製造株式会社  商品開発センター長 丸山 徹也
若年者支援の立場から
近畿大学文芸学部 准教授 前田 益尚
自助組織(断酒会)から
東大阪断酒会 参与 小田 吉雄
地域相談機関の立場から
社会福祉法人青山会 コミュニティソーシャルワーカー 中田 義孝
お申し込み方法:
事前申し込み不要
お申し込み・問い合わせ:
近畿大学アンチエイジングセンター
TEL (06)4307-3097
FAX (06)6729-3577
E-mail:antiaging@itp.kindai.ac.jp
東大阪市保健所健康づくり課
TEL (072)960-3802
FAX (072)960-3809
E-mail:kenkodukuri@city.higashiosaka.lg.jp
共 催:
東大阪市・近畿大学アンチエイジングセンター
後 援:
大阪府・東大阪商工会議所
近畿大学
近畿大学アンチエイジングセンター 〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
近畿大学薬学部内
TEL (06)6721-2332 FAX (06)6730-1934
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