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市民公開講座

2016年7月16日(土) 第16回市民公開講座を開催

近畿大学アンチエイジングセンター(東大阪市小若江)は、平成28年(2016年)7月16日(土)近畿大学東大阪キャンパスにて、市民公開講座を開催します。第16回目は、『お口と耳のアンチエイジング』をテーマに、耳鼻咽喉科と歯学病理学の先生方により下記2題の講演を行います。

日 時:平成28年7月16日(土)13:30開演(13:00より受付開始)

場 所:近畿大学東大阪キャンパス 39号館202教室

【講演1】(13:30~14:30)
近畿大学 医学部 耳鼻咽喉科学教室 教授 土井 勝美
タイトル:
高齢者に対する人工聴覚器(人工内耳・人工中耳)医療
講師:
近畿大学 医学部 耳鼻咽喉科学教室 教授 土井 勝美

高齢者では、加齢変化による聴力低下を原因とするコミュニケーション障害が発症する危険がある。コミュニケーション障害は、社会や家族・隣人からの孤立をもたらし、長期にわたって周囲との疎外感が持続すると、先鋭化・攻撃的などの重大な性格変化を起こす原因となる。同時に、コミュニケーション能力の低下は認知能力の低下とも密接に関連している。高齢者における加齢変化による聴力低下に対して、補聴器や人工聴覚器を用いた適切な補聴を行うことが重要である。

【講演2】(14:50~15:50)
鶴見大学 歯学部 病理学講座 教授 斎藤 一郎
タイトル:
不老は口から
講師:
鶴見大学 歯学部 病理学講座 教授 斎藤 一郎

抗加齢(アンチエイジング)医学は「老化を遅らせて、病気にならず、いつまでも若々しく生きること」という、人間なら誰でも望んでいることを医学的に検証し、実践する最新の医学です。「人はなぜ老いるのか」「老化を防ぎ、いつまでもはつらつと元気に生きるためには何をすべきか」についての最近の科学の進歩は目覚ましいものがあります。人はどこで老いを感じるのか?もちろん個人差もありますが、ほとんどの人に共通しているのは目と口です。義歯、歯周病、口腔乾燥症などで老化を自覚する方が多いことから、歯科医療は抗加齢医学の最前線にいます。従来、医学・歯学の分野では、専門化が進み他科との積極的な交流はありませんでした。ところが、アンチエイジング医学では人間の体全体を視野に入れなければなりません。脳、目、口、肌、筋肉、血管などから考え方までの均質な老化がアンチエイジング医学の最終的なゴールです。歯は白いけれど、やたらと物忘れが激しく体力が無いというのは、真のアンチエイジングとは言えないでしょう。本講演は「口の若さを保ち、体全体の若さを保とう」という新しい提案です。

お申し込み方法:
講演開催日・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号・FAX番号を明記の上、
下記申込先まで E-MAIL・FAXのいずれかにてお送りください。
申込用紙はこちらからダウンロードできます(PDF:93KB)(WORD:20KB
*ご応募頂いた皆様の個人情報は、近畿大学公開講座のご連絡のみに使用いたします。 他の目的には一切利用することはありません。
お申し込み・問い合わせ:
近畿大学アンチエイジングセンター
TEL (06)4307-3097
FAX (06)6729-3577
E-mail antiaging@itp.kindai.ac.jp
主 催:
近畿大学アンチエイジングセンター
後 援:
東大阪市薬剤師会連合会
近畿大学
近畿大学アンチエイジングセンター 〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
近畿大学薬学部内
TEL (06)6721-2332 FAX (06)6730-1934
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