学校法人近畿大学
長期ビジョン 2030

VISION
2030

ACHIEVEMENT

近年の取り組み

ACHIEVEMENT

2013

養殖魚専門料理店
「近畿大学水産研究所」
オープン

完全ネット出願へ
移行

2014

2014年度一般入試において、
志願者数 日本一 を達成

アマゾン ジャパンと
連携協定を締結・
教科書のオンライン販売

2015

電子決裁の導入

保護者用ポータルサイト開設
(学生の出欠状況の可視化)

すべての業務システムを
AWSヘ移行

2016

VISAプリペイド機能付き
学生証の導入

英語名称変更
(Kinki University → Kindai University)

国際学部開設
ベルリッツの語学学習
プログラムを導入

2017

証明書コンビニ発行
サービスの導入

フリーアドレスの導入

アカデミックシアターオープン

2018

入学金・授業料納付に
クレジットカード決済サービスの導入

働き方改革推進センター設置

ビジネスコミュニケーションツール
slackの導入

LINE Pay決済の
導入

2019

次世代型新食堂オープン
(キャッシュレス決済、
専用アプリでオーダー)

キャッシュレス大学祭

新電話システム
(クラウド型PBXシステム)の導入

2020

"オール近大"新型コロナウイルス感染症
対策支援プロジェクト始動

Slackの利用を
全学生・全教職員に拡大

大学構内で電動キックボード
有償シェアリングサービスの実証実験を開始

2021

「近大DX」始動!
オンデマンド授業を開始

大学構内で顔認証決済サービスの
実証実験を開始

新型コロナウイルス
ワクチン職域接種を実施

東京2020オリンピック・パラリンピック
近畿大学史上最多の14名が出場!

起業・関連会社支援室設置

5G通信を活用し4K映像伝送システム
「LiveU」から胎児心臓エコー映像を
リアルタイム伝送する実証実験

「KINDAI Ramen Venture」
プロジェクト始動!

Apple社認定の
教育トレーニングセンター
オープン!

近畿大学中央図書館
リニューアルオープン

学生・教職員からのSlackでの問い合わせに
24時間自動応答するAIチャットボットを全学で導入

証明書発行、各種申込・決済手続をデジタル化

電子契約サービスを導入し、すべての契約書を電子化

5Gを活用した水中ドローンによる
完全養殖クロマグロの状態監視の実証実験

2022

15番目の学部「情報学部」を開設
esports施設などを備えた情報学部棟が
グランドオープン

「近大附属『子どもの未来サポートプラン』」
の策定

近畿大学発ベンチャー企業の創出拠点
「KINCUBA Basecamp」を開設

東大阪キャンパス内で
自動運転配送ロボットの実証実験

メタバース空間を活用した
学生同士の交流に関する実証実験

近畿大学東大阪キャンパスに
24時間営業の無人決済コンビニを開業

近畿大学入学式で
入学記念NFTを配布!

2023

大学院「実学社会起業イノベーション学位プログラム」
(修士課程)を開設

サテライトの無人店舗運営に向けた
実証実験を実施

ニホンウナギの
完全養殖に成功

事務分野の業務効率化のために、
生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」を導入

2024

近大発ベンチャー企業100社設立、
目標より1年10カ月早く達成!

4年連続!教授2名が「Highly Cited Researchers」に同時選出

「落とし物クラウドfind」を導入!

2025

「建築学部(通信教育課程)」を開設

2025年大阪・関西万博に
「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 大阪・関西万博 ウォータープラザ店」を出店

長期ビジョン2030

“時代の変化に対応し、
選ばれる教育機関であり続ける”

時代の変化に対応し、
選ばれる教育機関で
あり続ける

KINDAI BRAND

BRAND

学校法人近畿大学は

常に革新的である
社会の役に立つ
期待され応援される
教育機関である

学校法人近畿大学は「実学教育と人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人を育成することにある。」を教育の目的として掲げ、有能な多くの人材を社会に輩出してまいりました。この「建学の精神」と「教育の目的」は、これからの予測不可能な時代を生き抜き、社会に貢献できる人材を育成する上では、いっそう必要とされる精神・理念であると自負しております。
令和7年(2025年)に100周年を迎える本法人は、次の100年にも社会に必要とされる私立学校として「建学の精神」と「教育の目的」に基づいた独自性の高い特色ある教育・研究活動を行い、また、地域医療を支える機関として安全で質の高い先進医療を提供してまいります。さらには収益事業においても全てのステークホルダーに誠実であり続けます。
そして、それらを支えるためにはより一層、強固な経営基盤も構築していかなければなりません。そこで、「常に革新的である」、「社会の役に立つ」、「期待され応援される」、これらを近畿大学の行動指針とし、近大ブランドとして確立させ、その先のあるべき姿として「学校法人近畿大学長期ビジョン2030 “時代の変化に対応し、選ばれる教育機関であり続ける”」を掲げ、この長期ビジョンを確実に実行するべく、「第1期中期計画(令和2年度~令和6年度)」を策定し、様々な改革に取り組んでまいりました。
そして、第1期で達成した成果や明らかになった課題を踏まえつつ、時代の変化に迅速に対応するために、このたび、「第2期中期計画(令和7年度~令和11年度)」を策定いたしました。本法人はこの計画に基づき事業計画を策定し、各部門においては部署目標・個人目標を設定いたします。なお、本計画は毎年度進捗状況を検証し、見直しも柔軟に行ってまいります。

PLAN

PLAN

学校法人近畿大学
中期計画

1. 社会から選ばれる存在であり続けるために、学生満足度を意識しつつ、「建学の精神」と「教育の目的」に基づく革新的な教育を通じて、社会に貢献する優秀な人材を輩出することで、確固たる地位を築く

  • (1)校内の進路指導強化により、目標とする進学率達成を目指す
  • (2)特化型の取り組み(理系・体育会・業界等)を充実させ、有名企業400社への就職率向上を図る
  • (3)就活塾(早期のキャリア支援)やキャリアアシスタント制度の取り組みを充実させ、進路決定率の向上を図る
  • (4)認証評価の基準を踏まえた自己点検・評価、改善を行い、内部質保証を機能化する

2.時代の最先端を行き、研究成果を社会に還元することで、「革新的」「社会に役立つ」「期待され応援される」学校法人となる

  • (1)近畿大学発ベンチャー起業支援プログラムの見直し・拡充を行い、現役の学部生・大学院生・研究者の起業機運を醸成することで、新市場の創出を目指すイノベーションの担い手を輩出する
  • (2)LinkedIn(リンクトイン)ラーニングを導入し、職員研修を充実するとともに、対象となる事務職員全員にAI活用またはITスキルに関するeラーニングを必須とする。ITリテラシーを持つ革新的な職員を育成する
  • (3)目標とする超過勤務時間を明確にすることで、目標達成に向け業務効率を考える機運を醸成し、働き方改革を推進する
  • (4)職員満足度調査を定期的に実施し、現状の把握と課題を検出する。課題を解決することで、個々の職員にとって働きがいのある職場を構築する
  • (5)業務プロセスのDX化を推進し、テレワーク環境の整備と活用を促進し、柔軟に働ける環境を構築することで法人全体の生産性と効率性の向上を目指す
  • (6)学内の各種決裁書・申請書の運用状況を定期的に調査し、電子化されていない決裁書・申請書や業務の運用方法を見直すことで、決裁書・申請書の電子化率100%を維持する
  • (7)教職員の働き方改革に繋げるために、近大DXの推進等により効率的に業務に取り組める職場環境を構築する
  • (8)チャットボットサービスを更改し、各学部学生センターの窓口対応件数を令和5年度の実績を基準に30%削減する
  • (9)近大附属「子どもの未来サポートプラン」を広く周知し、生徒を受け入れる
  • (10)支援と活躍の好循環に資する取り組みとして、クラブ指導者と連携し、スポーツ振興センターから企業へ連絡し対面等にて交渉を行うことで、体育会クラブへのスポンサー企業獲得数を増加させる

3.国際交流と研究環境の強化を通じて、国際共同研究と産学連携を促進し、世界水準の研究力を持つ教育研究機関となる

  • (1)国内有数の治験実施件数を維持・向上させるために、CRC体制、モニタリング体制の充実をはかり、ARO体制を確立する
  • (2)医学部において著名な研究業績をあげている特別招聘研究教授数を増やすことにより、研究業績を向上させる
  • (3)優れた研究者の確保・育成、研究推進基盤の方策、研究実施体制の整備を行い、国際共著論文数の向上を図る
  • (4)世界TOP10%ジャーナルへの投稿支援を行い、掲載件数の向上を図る
  • (5)学費減免制度の周知を行い、出願者・入学者数を増やすことで、修士・博士前期・博士後期・博士課程の収容定員充足率を高め、研究力の向上を図る
  • (6)科学研究費の申請支援、寄附研究・受託研究の公募情報を提供し、産学連携を活性化することで採択金額の増加を目指す
  • (7)語学能力試験受験料補助及び英語村での中上級向けプログラム提供の取組みにより学生の語学力を高め、送り出し学生数を増やす
  • (8)受入プログラムの充実化、海外協定校へのプロモーション強化を実施し、受け入れ学生数を増やす
  • (9)外国人正規留学生数の増加に向け、留学生入試の改革、事務体制の強化、留学生施設、プログラム開発等の検討を行う

4.収入の多様化と支出の合理化を図ることで強固な財務基盤を確立し、経営資源の“選択と集中”を行うことで、学校法人としての持続的な発展を目指す

  • (1)持続可能な収入基盤を構築するために、学生数を安定して確保する
  • (2)校内の広報活動強化により、目標とする入学(園)定員充足率達成を目指す
  • (3)学生面談を通じたきめ細かい支援を行い、退学者を減らす
  • (4)中長期において、利率3.5%を確保するための運用資金拡大と運用手法を確立する
  • (5)寄付金獲得に向けた新たな制度の導入を進めるなど法人全体で募金活動へ取り組み、創立100周年(令和7年度中)までに募金目標額100億円を達成する
  • (6)収支のバランスを意識し、目標とする事業活動収支差額の達成を目指す
  • (7)紹介患者増により、病床稼働率の改善、手術・処置等の増加により、病院収入増に取り組む。医学部・病院の支出削減に取り組み、収支改善をはかる
  • (8)基本金組入前当年度収支差額を基準に収支を厳格に管理し、持続可能な財務体制を確立することで、戦略的な投資を行い、法人の安定性と成長を実現する
  • (9)本法人の目的及び使命を深く理解し、役員にふさわしい人格及び能力を備えた人材を育成・登用する
  • (10)大阪の社会及び地域課題の解決のため、「大阪府内地域連携プラットフォーム中期計画」に掲げる課題解決の取り組みへ貢献する

“時代の変化に対応し、
選ばれる教育機関であり続ける”

時代の変化に対応し、
選ばれる教育機関で
あり続ける