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ニュースリリース

12/13(土)近畿大学総合社会学部「虐待か事故かを見分ける・虐待予防に向けて」講演会開催

2014年12月10日

近畿大学(大阪府東大阪市)総合社会学部 教授森川展男は、平成26年(2014年)12月13日(土)に東大阪キャンパスにて、第3回「虐待からこどもを守る会プロジェクト」講演会を開催いたします。テーマを「虐待か事故かを見分ける・虐待予防に向けて~ノースキャロライナの取組 Nurse-Family Partnership Initiative in NC~」とし、講師に米国の小児科医で、MDT( Multidisciplinary Team:多分野(多機関)横断チーム)提唱者のキャロル・ジェニー博士を招聘いたします。

【本件のポイント】

●虐待防止の世界的権威キャロル・ジェニー博士を招聘し、博士が米国の専門機関と提携し提唱したMDTについて事例を交えて講演
●児童虐待先進国である米国を参考に公共団体がとれる施策を具体的に提言することを目的とし、虐待からこどもを守る

【本件の概要】

ジェニー博士が全米で提唱されたノースキャロライナ方式と呼ばれる、米国における児童相談所・医療機関・法医学者・警察・検察といった専門機関の連携(MDT)事例を交え、講演いたします。(講演には通訳が入ります)

■日  時 : 平成26年(2014年)12月13日(土)13:30~15:30(13:00受付開始)
■会  場 : 近畿大学東大阪キャンパス G館 6階601教室
         (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■講  師 : 米国ワシントン州立大 医学部教授 キャロル・ジェニー博士
■対  象 : 一般の方入場可能(入場無料)
■申込方法 : 当日、直接会場へお越しください
■お問合せ : 総合社会学部教授 森川展男 kodomoomamorukaiproject@gmail.com

【本件の背景・目的】

平成25年度(2013年度)児童虐待相談対応件数(速報値)は73,765件で前年度より7,000件増加しています。平成2年(1990年)1,000件で70倍になっているのに対し、米国では虐待件数がこの10年でも減少し、一番多かった年と比較しても1/3になりました。これは、MDTが機能していることにあります。

本講演ではジェニー博士を中心としたチームが全米で行っているnurse-parents partnership の事例を紹介し、児童虐待先進国である米国を参考に公共団体がとれる施策を以下のように具体的に提言することを目的とし、虐待から子どもを守ります。

A : 有資格者養成セミナー開発
有資格専門職(看護師、助産師、保健師、およびチャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)など)を対象に、妊娠初期の段階からサポートに関わる「チーム・ファミリー・パートナーシップ」の核を成す臨床家の養成を目ざします。

B : 子ども虐待予防に向けた教育プログラム開発
東大阪市、東大阪市教育員会、大阪府、大阪府教育委員会と協働で、所管の小学校、中学校、高等学校の各1校の協力を得て、各校で「子ども虐待予防に向けた」連続教育システムを「社会実験」として10年間の実施を目ざします。

【講師紹介】

キャロル・ジェニー博士

キャロル・ジェニー博士
小児科医、ワシントン州立大学教授 小児科所長
ブラウン大医学部小児科教授などを歴任。
博士は虐待防止にかかわる各機関連携の重要性に注目されMDTを創られたほか、虐待による傷と事故による傷を峻別できる世界的権威です。



【虐待からこどもを守る会】

科学研究費助成事業「虐待を予防する社会システムの構築~虐待予防として地方公共団体がとれる方策の研究」の一環とし、こども虐待における、事後対応型から事前予防型のプログラム開発を目ざします。

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