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ニュースリリース

10/29(水)サツマイモ空中栽培の収穫実習と実験授業をおこないます

2014年10月24日

平成26年(2014年)10月29日(水)、近畿大学(東大阪市)は、福島県川俣町の全小学校、幼稚園、保育園にて、近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)生物工学科生産環境システム工学研究室教授の鈴木高広らが開発した「空中栽培法」によるサツマイモの収穫実習と実験授業をおこないます。

【本件のポイント】

●空中栽培法では地面から離して栽培するため、土壌汚染による風評被害の心配がない
●「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」として川俣町の全小学校、幼稚園、保育園でサツマイモ空中栽培実習を実施
●苗付の時期や日当たりなどを改善してきたため、昨年以上の収穫が期待できる

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【本件の概要】

以下のとおり取材受付いたします。(本実習は川俣町内の全11校・園で実施します)
日 時:平成26年(2014年)10月29日(水) 10:35~12:00
場 所:川俣町立 川俣南小学校、山木屋小学校(福島県伊達郡川俣町川原田46)
     ※山木屋小学校は川俣南小学校内に避難中
内 容:サツマイモの収穫実習
     鈴木 高広 教授によるサツマイモを使った実験授業
     (イモを使ったメタンガス生成実験、小型ガス発電機を使用したガス発電実演を予定)

【本件の背景】

平成26年(2014年)10月29日(水)、30日(木)の二日間で、春から500人の子供たちといっしょに空中で育てたサツマイモの収穫作業を行います。子供たち一人一人の名前を書いた栽培袋に小さな手で苗を植え、毎日水をやりながら、大きなイモが収穫できる日をとても楽しみにしてきました。

近畿大学は川俣町復興支援として取り組んでいる「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」として川俣町の全小学校、幼稚園、保育園でサツマイモ空中栽培実習を実施。川俣の子どもたちが、イモの栽培を通して未来への夢と希望もいっしょに大きく育ててもらうことを応援する企画です。昨年初めて企画して収穫に成功、震災以降初の芋掘りは子どもたちに大好評でした。苗付の時期や日当たりなどを改善した今年は、昨年以上の収穫が期待されます。

空中栽培法は、本学の生物理工学部(和歌山県紀の川市)鈴木 高広 教授と堀端 章 講師による三角棚を使ってイモを多層栽培する方法で、日光を無駄なく利用し、効率良く光合成を行うことができるため、従来の5~10倍の収穫率でサツマイモを大量に育てることができます。また、汚染された土壌を一切使用せず地面から離して栽培するため、一部に避難指示解除準備区域が残る同町でも、放射能汚染問題の風評被害も避けられ、安心して食用に利用できます。

このプロジェクトでは子供たちや先生たち、地元の方々からもご意見をいただき、今後の活動につなげていきたいと考えています。

【その他の収穫実習・実験授業スケジュール(ご参考)】

■10月29日(水)
  9:00~ 福田幼稚園、川俣南幼稚園
  10:35~ 川俣南小学校、山木屋小学校(取材受付)
  11:15~ 川俣幼稚園、すみよし保育園
  13:35~ 川俣小学校
  14:00~ 飯坂小学校

■10月30日(木)
  9:25~ 福田小学校、富田幼稚園
  13:55~ 富田小学校

【"オール近大"川俣町復興支援プロジェクトとは】

近畿大学が、13学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、総力を挙げて東日本大震災に伴う原発事故により一部が避難指示区域に指定された川俣町の早期復興を支援するために立ち上げた学部横断プロジェクトです。

地場農産業の活性化や教育・文化の育成などの「復興支援」と、除染や健康管理など被災からの「再生支援」の二面から、町の方の意見を取り入れながらサポートしています。

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