このページの本文へ移動します。

ニュースリリース

"近大"養殖サクラマスを富山大学附属病院へ提供!

2014年9月17日

近畿大学水産研究所 (本部:和歌山県白浜町)と、富山大学附属病院(富山県富山市)は、近大の富山実験場(富山県射水市)で養殖した魚介類を病院食の食材として使用することとなりました。平成26年(2014年)9月19日より月に1~2回程度から開始予定です。近大は他大学へ養殖魚を直接出荷するのはこれが初めての試みとなります。

【本件のポイント】

●富山大学附属病院としては、病院食1食に必要な400人~500人分という量を、漁場の状況にかかわらず、地元の新鮮で安全な近畿大学の養殖魚で、安定的に確保できることになります。
●近畿大学としては北陸地方の唯一の本学施設である富山実験場の魚を提供することにより、より地元への地域貢献を図りたいと考えています。

【本件の背景】

pic_140917.jpg

富山大学副学長・附属病院長塚田一博が近畿大学学長塩﨑均と富山実験場の視察をした際、両大学のコラボレーションの話題が持ち上がり、養殖したサクラマス(フィレ加工※品)やマアナゴなどを病院食に提供することになりました。※魚をおろして骨を抜いた状態。
事前の試食会では、「肉厚でおいしい」との好評価を得ており、まずは、月1~2回の提供から初め、様子を見ながら出荷量を調整していきます。また、10月にはマアナゴを出荷する予定です。


【富山実験場での研究経緯について】

富山実験場は平成3年に開設され、近年では、サクラマスやマアナゴの養殖研究に取り組んでいます。養殖のサクラマスは天然魚に比べ年間を通して脂ののりが良いのが特徴です。また平成25年度の年間出荷量はサクラマス400尾(526㎏)、マアナゴ2538尾(567㎏)です。

富山県の郷土料理であるマス寿司の本来の原料であるサクラマスは、天然漁獲量が著しく少ないことから、今後、養殖したサクラマスを利用してもらい、特産品にしたいと考えています。

また、サクラマス同様に天然漁獲量が減少しているマアナゴについて、低水温の飼育環境に適していることから、親魚を養成して卵を採り、人工ふ化・飼育する完全養殖を目指しています。

©Kindai University All Rights Reserved.このウェブサイトの内容の無断転載・複製を禁じます。