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ニュースリリース

12/2(月)川俣町立富田小学校児童が空中栽培サツマイモのスイートポテトを仮設住宅にお届け!

2013年11月26日

近畿大学(大阪府東大阪市)は、東日本大震災復興支援として行っている「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」の一環で、福島県川俣町の全11の小学校・幼稚園・保育園の子供たちと一緒に空中栽培でサツマイモを育ててきました。平成25年(2013年)12月2日(月)、川俣町立富田小学校では、1年生から6年生までの全校児童と全職員が収穫したサツマイモでスイートポテトを作り、川俣町にある山木屋仮設住宅で暮らす方々にお届けします。

「空中栽培法」は、近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)教授の鈴木高広と講師の堀端章が開発した、三角棚を使ってイモを多層栽培する方法で、日光を無駄なく利用して効率良く光合成を行うことができるため、従来の5~10倍の収穫率でサツマイモを大量に育てることができます。また、汚染された土壌を一切使用しないため、一部に避難指示区域が残る川俣町でも放射能汚染問題の風評被害を避け、安心して食用に利用できます。富田小学校で収穫した空中サツマイモも、外部機関の放射能分析の結果、安全であることを確認しました。

富田小学校では、川俣町に本店をおく人気パン・洋菓子店「GRimm(グリム紫月庵)」にサツマイモを使ったスイーツのレシピ作成を依頼し、当日もサポートを受けながら、全校児童でスイートポテトづくりを行います。また、学内でパッケージデザインコンテストも開催しており、最優秀賞を獲得した2年生の鴫原心(しぎはら こころ)さんのイラストをデザインしたラッピングでスイートポテトを飾ります。その後、学校を代表して4~6年生6人が仮設住宅を一軒ずつ訪問し、スイートポテトと手書きのメッセージを手渡します。

「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」では、地元住民の方々の生活と産業に密着した本当に役立つ「復興支援」とは何かを懸命に模索し、地元の方々と共に一日でも早い復興を実現しようと日々努力しています。放射能汚染の心配がない甘くて美味しい空中栽培サツマイモを使った名産品が、子どもたちの将来に明るい希望を育むことを願い、"川俣スイートポテト"を応援しています。

「スイートポテトづくり&仮設住宅へのお届け」概要
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■ 実 施 日:平成25年(2013年)12月2日(月) 9:15~13:30
■ 場   所:川俣町立富田小学校(福島県川俣町大字鶴沢字林山18)
        川俣町の山木屋仮設住宅(福島県川俣町東福沢字坊ノ入)
■ 参 加 者:福島県川俣町立富田小学校 全校児童107人、全職員12人
        パン・洋菓子店「GRimm(グリム紫月庵)」講師3人
         川俣町教育委員会 教育長 神田紀氏
        近畿大学生物理工学部生物工学科 教授 鈴木高広
■内   容:9:15~ 9:30 スイートポテトづくりセレモニー
        9:35~12:05 スイートポテト作り、袋詰め作業
        13:00~13:30 仮設住宅へお届け

「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」

13学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、近畿大学の総力を挙げて、東日本大震災に伴う原発事故により一部が計画的避難区域に指定された川俣町の早期復興を支援するために立ち上げたプロジェクトです。

近畿大学教員から提案された復興支援策を、(1)農業・産業・町づくり振興支援、(2)除染推進支援、(3)健康・心身ケア支援、(4)放射線・放射能測定支援のグループに分け、川俣町民の意向を取り入れつつ、平成25年(2013年)5月31日から本格的に始動しました。サツマイモの空中栽培は、農業・産業・町づくり振興支援策の一つとして行っています。 なお、近畿大学は福島県川俣町から「震災復興アドバイザー」を委嘱されています。

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