よくあるご質問

入学に関する条件等について

Q. 入学試験はありますか。

A.
学力試験はありません。書類選考により、入学資格に値する学歴を有している方は全員入学可能です。

Q. 入学受付期間を教えてください。

A.
4月入学生(入学許可日4月1日)は1月1日~5月31日、10月入学生(入学許可日10月1日)は7月1日~11月30日です。

Q. たとえば5月に出願した場合、1年目はいつまでですか?

A.
4月1日にさかのぼっての入学となりますので、4月1日付の入学許可となり、1年目は翌年3月31日までとなります。

Q. 出願受付期間が長く設定されていますが、出願の時期で有利・不利はありますか。

A.
4月生、10月生ともに早い時期の出願のほうが学習時間を長く確保できるため、有利といえます。
また、出願期間の締め切り間近に出願すると、その分学習を開始するのが遅くなるため、科目終末試験やスクーリング、メディア授業の受験・受講回数が少なくなるなどの不利な点があります。

Q. 入学手続をすると、いつから学習をはじめられますか。

A.
入学手続後、約2週間で学生証、ポータルサイトID・パスワード、テキストなどが届けられます。テキストが届けば、テキスト学習やレポート作成をはじめることが可能です。ただし、レポートの提出等は、入学許可日の4月1日または10月1日以降となります。

Q. 4月入学と10月入学に違いはありますか。
メリット・デメリットがあれば教えてください。

A.
学習期間や内容についての違いはありません。やりたいと思った時がはじめ時です。

Q. 何年間在学できますか。

A.
大学は1年次入学の場合最短で4年間(2年次編入学の場合は3年間、3年次編入学の場合は2年間)で卒業できますが、在学年限は10年間、2年次編入学の場合は9年間、3年次編入学の場合は8年間です。
短期大学は1年次入学の場合最短で2年間で卒業できます。在学年限は6年間です。

Q. 短期大学を卒業していますが、編入学は2年と3年のどちらですか。

A.
3年次編入学が可能です(2年次編入学としての受け入れも可能)。短期大学の学科は問いません。

Q. 専門学校を卒業しましたが、編入学できますか。

A.
専門学校といっても様々な種類の学校があります。その中で本学に3年次編入学ができるのは、専門士の称号が付与された方および専修学校専門課程のうち文部科学大臣の定める基準(2年以上かつ、課程の修了に必要な総授業時間数が1700時間以上)を満たす課程を修了された方に限られます。「編入学ができる専修学校専門課程」かどうかは卒業年度や学科によっても異なりますので、まずは卒業した専門学校に問い合わせてみてください。

Q. 大学を中退しましたが、編入学はできますか。

A.
はい、できます。在籍していた学部に関わらず、1年以上在学し、かつ30単位以上の修得がある方は2学年に、2年以上在学し、かつ60単位以上の修得がある方は3学年に編入できます。

Q. 編入学時には何単位認定されますか。

A.
2年次編入学は30単位、3年次編入学は60単位が一括認定されます。

Q. 他大学を退学しましたが、10単位の修得単位があります。
1年入学の場合でも、修得した単位は認められますか?

A.
本学通信教育部1学年配当科目(総合科目と外国語科目に限る)と同一名称、同一単位数の科目を、法学部法律学科なら最大30単位まで、短期大学部商経科なら最大15単位まで入学前認定可能です。

Q. 他の学校と同時に籍を置くこと(二重学籍)は可能ですか。

A.
学則により禁止しているため、不可能です。ただし、専門学校と本学のダブルスクールは可能です。
なお、科目等履修生については正規の学生ではありませんので、他大学と本学のダブルスクールが可能です。

Q. 高等学校を卒業していなくても
入学可能な制度があると聞きましたが本当でしょうか。

A.
「特修生(大学入学資格認定コース)」があり、大学入学資格をお持ちでない方でも本学通信教育部正科生(大学・短期大学)の卒業資格を目指すことができます。ただし、近畿大学通信教育部への入学資格を得るコースであり、高校卒業という学歴に値するものではありません。
なお、「特修生」として修得した単位は、本学通信教育部の正科生(大学・短期大学)卒業に必要な単位として認められます。

Q. 最終学歴は高校卒業ですが、
大学と短期大学どちらに入学したほうがよいですか。

A.
大学・短期大学どちらでも入学は可能ですが、学士の学位取得が最終目標であったとしてもまずは短期大学部への入学をお薦めしています。目標達成のスパンとして大学の4年間は長く、卒業に必要な期間が短いほど「学習を継続できるか」という不安を軽減できるからです。
短期大学卒業という成果を残した後で再度目標を設定し、自信を持って大学卒業(3年次編入学)を目指すことをお薦めします。
なお、3年次編入学時には60単位一括認定に加え、修得した法学部・短期大学共通科目単位が認定されます。

Q. 正科生と科目等履修生の違いは何ですか。

A.
正科生とは大学・短期大学卒業を目指すコースです。科目等履修生とは一部科目や資格取得のみを目指すコースです。

Q. とくに大学卒業資格は必要なく、
好きな科目だけを勉強したいのですが、できますか。

A.
できます。大学卒業資格取得を目的とせず、希望の科目のみを履修する科目等履修生があります。

Q. 入学説明会に参加すべきでしょうか。

A.
学習方法・経費についてお話しますので、可能であればぜひ参加してください。使用するテキスト等の参照やインターネットを利用したメディア授業を体験することも可能です。

Q. 入学説明会は予約が必要ですか。

A.
説明会により異なります。
詳細は以下リンクをご参照ください。
https://www.kindai.ac.jp/tsushin/for-entrance/briefing/

Q. 入学時の年齢制限を教えてください。

A.
年齢の上限はありません。近年では80歳を超えた方も通信教育部を卒業されています。

Q. 教員免許の取得は可能ですか。

A.
本学通信教育部では教員免許の取得はできません。

Q. 海外の高校を卒業している場合でも入学できますか。

A.
高校卒業までに、日本と同じように12年間の教育課程を修めていれば入学できます。ただし、別途事前確認が必要ですので、出願前にご相談ください。

Q. 障がいがある場合でも入学できますか。

A.
お身体等に障がいがあり、学習上の配慮を必要とされる場合は、出願前に必ず教務学生課までご相談ください。大学で対応できる支援の内容について確認いただいたうえで出願していただくようにお願いしております。

出願手続について

Q. 卒業証明書ではなく、卒業証書でも出願できますか。

A.
できません。発行から1年以内の卒業証明書をご準備ください。
発行方法については、卒業された学校にお問い合わせください。

Q. 出願時に提出する証明書の有効期限はありますか。

A.
あります。1年以内に発行されたもので、コピーは不可です。
なお、提出の際「厳封」の必要はありません。

Q. 証明書が旧姓で記載されていますが、別途必要な書類はありますか。

A.
「戸籍記載事項証明書」(一般行政証明書)もしくは『入学要項』巻末書式「記載内容の変更について(自己申告)」を本人確認書類とともに提出してください。

Q. 卒業した学校が廃校になってしまい証明書が入手できないのですが、どうすればよいですか。

A.
廃校になった学校が存在していた都道府県教育委員会に問い合わせてください。証明書を発行してくれる担当部署や団体等がどこであるか調べられます。

Q. 入学説明会会場で出願手続をすることはできますか。

A.
可能です。出願書類を完備し、ご来場ください。
その場での現金支払い、キャッシュレス決裁も対応しております。

Q. 近畿大学東大阪キャンパスで出願手続をすることはできますか。

A.
通信教育部事務局(18号館(北棟)1階※西門北側)にて受付します

Q. 近畿大学東京センターで出願手続をすることはできますか。

A.
できません(入学説明会開催時を除く)。出願手続は、近畿大学東大阪キャンパスもしくは入学説明会会場のみ可能です。

Q. 再入学を希望しています。出願手続きはどのようにしたら良いですか。

A.
再入学用の資料を送付しますので、事務局へお問い合わせください。

学費について

Q. 法学部卒業までに必要な経費を教えてください。

A.

法学部学費へ

Q. 短期大学部卒業までに必要な経費を教えてください。

A.

短期大学部学費へ

Q. 司書資格取得までに必要な経費を教えてください。

A.

図書館司書コース学費へ

Q. 学校図書館司書教諭資格取得までに必要な経費を教えてください。

A.

学校図書館司書教諭コース学費へ

Q. 入学諸経費はいつ納入すれば良いですか。

A.
出願書類の送付前に納入してください。

Q. 他大学と比較して、ずいぶん学費が安価ですが、なぜですか。

A.
近畿大学の創設者である世耕弘一先生は、苦学され、働きながら大学で学び、海外留学、大学教授、代議士となられた方です。「学びたいものに学ばせたい」という世耕弘一先生の理念のもと、誰もが職場や家庭において容易に受講できるよう、学費面も安価に設定しております。

Q. 修業年限(法学部4年、短期大学部2年、司書コース・司書教諭コース1年)で卒業できなかった場合、どうなりますか。

A.
在籍延長(6ヶ月15,000円、1年30,000円)を行えば、学習を継続できます。各学部・コースにより、最長在学年限を設けています。

Q. 奨学金制度はありますか。

A.

奨学金制度へ

Q. 厚生労働省の教育訓練給付制度は利用できますか。

A.
図書館司書コースと学校図書館司書教諭コースの一部が「一般教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座」の対象となっています。詳細に関しては、こちらからご確認ください。

Q. 学費の分割支払は可能ですか。

A.
可能です。
詳細は以下リンクをご参照ください。
https://www.kindai.ac.jp/tsushin/topics/2023/12/040823.html

入学後(スクーリング等)について

Q. レポートの提出期限はありますか。

A.
レポートの提出期限は特に設けておりません。しかし、レポート提出が済んでいないと科目終末試験を受験することができないため、科目終末試験申込日を基点として逆算してレポート提出日をご自分で決めるよう計画を立ててください。

Q. 1日の学習時間は平均何時間ぐらいですか。

A.
これまでに培ってきた知識や経験にもよりますので、1日の学習時間には個人差がでてくると思います。一夜漬けで学習している方もいらっしゃいますが、レポートも試験も論述式での解答が多いので、日々コツコツと継続して学習することが合格の秘訣です。

Q. 何年も勉強から離れているので、勉強についていけるかどうか心配です。

A.
正科生を例に取ると、6割弱が30歳以上です。多くの方が入学時は同様の不安を抱えていたと考えられますが、働きながら、もしくは主婦業をしながら、みなさん卒業・修了を目指し学習に励んでいます。あまり心配なさらずに入学をご検討ください。

Q. 文章を書くのが苦手なので、レポートに合格できるかどうか心配です。

A.
レポートは、自宅でテキストを見ながら回答できますので、テキストをしっかり学習すれば心配はいりません。
レポートの書き方については、大学生向けの「レポート(小論文)の書き方」について書かれた本を一冊通読することをお勧めします。たくさん本が出ていますので、時間のあるときに目を通してご自分にあったものを見つけておくとよいでしょう。

Q. 暗記力に自信がないので、試験に合格できるかどうか心配です。

A.
暗記ではなく、内容を理解することが重要です。本学のテキストは自学自習できるよう工夫して作成された専用テキストを使用しています。WEB受験のため、テキストや参考図書、ネットに掲載されている論文などを参照しながら解答することができます。

Q. 仕事をしているため、入学してもスクーリングを受講できるかどうか心配です。

A.
スクーリングの開講形式もバリエーションを増やし、忙しい社会人の方にも学びやすい学習環境をご提供しています。また、インターネットを利用した「メディア授業」も受講可能なので、ご自宅での学習も可能です(卒業ゼミナールを除く)。ご自分の都合に合った方法を選んで学習できます。

Q. 通信教育での学習は孤独だと聞きます。一人で学習を続けれられるかどうか心配です。

A.
多くの都道府県に「学習会」(在学生の勉強サークル)や「学習センター」(卒業生から学習アドバイスをもらえる集まり)があり、自由に参加していただけます。
また、在学生の多くは、スクーリングや学習会などを通じて友人や知人を作り、学習の励みにしています。仕事や家庭との両立という、同じような環境で学習を続けている仲間との出会いは、学習の継続だけでなく、大きな財産になったという卒業生が少なくありません。

Q. 遠方に住んでいますが、学習は可能ですか。

A.
本学の学生は、日本全国、海外は台湾など、さまざまな地域に住んでいます。
また、ポータルサイトKULeDをお使いいただくことで、Web上での学習により卒業に必要な単位の修得が可能です(卒業ゼミナール(正科生)を除く)。

Q. 入学から卒業・修了までに、講義や行事等で何回くらい大阪に出向かなくてはならないのでしょうか。

A.
必ず大阪に来ていただかなければならない講義・行事等はありません。
ポータルサイトKULeDをお使いいただくことで、卒業に必要な単位の修得が可能です(卒業ゼミナール(正科生)を除く)。

Q. 学習サポートについて教えてください。

A.
多くの都道府県に「学習会」(在学生の勉強サークル)や「学習センター」(卒業生から学習アドバイスをもらえる集まり)があり、自由に参加していただけます。

Q. 学習について、教員に質問することはできますか。

A.
スクーリングでは授業の空き時間に直接質問できますし、WEBの「学習質疑」のフォームに入力し質疑可能。メディア授業についても、メンタリングボックス(ポータルサイト内での質疑回答機能)にて質問が可能です。

Q. 事務手続方法が分からない時に、相談する窓口はありますか。

A.
学習を進める上で必要な情報は、入学後に利用できるポータルサイトKULeD内にある『学習の友』や『WEB梅信』、さらには「インフォメーション」に掲載されます。それでもわからない、あるいは困ったことがあれば『学習の友』に記載されている通信教育事務部の電話番号、メールアドレスまでご連絡ください。

Q. スクーリング・メディア授業はどのくらいの受講が必要ですか。

A.
正科生は年間4~5科目程度の受講が目安です。
図書館司書コースは、必修科目2科目です。学校図書館司書教諭コースにはスクーリング・メディア授業科目はありません。

Q. スクーリングはいつどこで開講されますか。日程を教えてください。

A.
年間スケジュール>スクーリング

Q. スクーリングは欠席や遅刻・早退ができますか。

A.
スクーリングは、限られた日程の中で確かな実力がつくように、非常に密度の高い授業内容で編成されています。原則として欠席や遅刻・早退は認められません。

Q. スクーリングに出席する際に、宿泊所などは紹介してもらえますか。

A.
入学後にお渡しする『面接授業(スクーリング・メディア授業)時間割』にて、大学近辺の宿泊施設・学外スクーリング宿泊斡旋会社を紹介しています。
なお、寮や下宿は斡旋しておりません。

Q. 仕事や家事等が多忙で必要単位数分のスクーリングに通うことが困難です。スクーリングの負担をなるべく少なく卒業を目指すことはできますか。

A.
本学では、インターネットを利用した講義動画の視聴学習により単位修得を目指せる「メディア授業」を開講しています。スクーリング会場に足を運ぶことなく、自宅学習のみで卒業・修了に必要な単位を修得することが可能です(正科生の卒業ゼミナールを除く)。

Q. 仕事のため日曜日しか受講できないのですが、卒業できますか?

A.
可能です。科目終末試験はすべて日曜日に行われます。
また、面接授業においても、本校でおこなわれる「日曜スクーリング」の受講とインターネットを利用した講義動画の視聴学習により単位修得を目指せる「メディア授業」との組み合わせで卒業単位を修得できるようにカリキュラムが組まれています(卒業ゼミナールを除く)。

Q. 留年することはあるのですか。

A.
留年制度はありません。そのため学習状況に関係なく、年度ごとの手続により上級学年に進級となります。

Q. 通信教育課程に入学した場合でも、学生証は発行してもらえるのでしょうか。

A.
発行されます。そのため、正科生(法学部・短期大学部)に限り学生証の提示により美術館や映画館の入場等に学割が適用されます。ただし、通学定期券やJRの学割購入の際には制限があります。

Q. 学割は使えますか。

A.
学割証(旅客運賃割引証)は、正科生(法学部・短期大学部)のみ発行できます。科目等履修生の方は利用対象となりません。
科目終末試験や面接授業等の学事参加等目的で、電鉄・バス等の公共交通機関片道100キロ以上乗車等の規定があります。

Q. 卒業ゼミナール・卒業論文は必修ですか。

A.
法学部は卒業ゼミナール・卒業論文は必修です。短期大学部は卒業ゼミナールのみ必修、卒業論文はありません。

Q. 正科生に入学後、取得可能な資格はありますか。

A.
大学・短期大学卒業と同時に、図書館司書資格取得を目指すことが可能です。

Q. 通学部への転部・編入は可能ですか。

A.
可能です。
詳細については、『WEB梅信』でお知らせします。

Q. ポータルサイトKULeDはどのようなパソコン・タブレットでも使用できますか。

A.
トップページにある「e-Learning体験コーナー」のバナーを選択してください。サイドバーに表示されている「ポータルサイト利用方法」に推奨環境を記載しています。

Q. ポータルサイトKULeDはいつでも利用できますか。

A.
KULeDは、毎日午前2:00~4:30の2時間、定期メンテナンスのためサービスを停止します。メディア授業の申請や授業の視聴、試験の受験など、全ての機能が利用できません。ご注意ください。

Q. ポータルサイトKULeDはスマートフォン、タブレットでも利用できますか。

A.

KULeDリンクへ

卒業・修了後について

Q. 通信教育課程で大学を卒業するということは、通学課程の大学を卒業することと同じでしょうか。

A.
通信教育課程を卒業しても授与される学位は通学課程と同じです。法学部であれば「学士(法学)」短期大学部であれば「短期大学士(経営学)」が与えられます。

Q. 就職活動におけるメリットはありますか。

A.
通信教育部の学生も、近畿大学東大阪キャンパス内のキャリアセンターをご利用いただけます。
司書コースの方であれば、例年、近畿大学東大阪キャンパスにおいて図書館支援業務会社の説明会を開催しています。

Q. 卒業生は毎年何人くらいですか。

A.
法学部が約150名、短期大学部が約250名です。

Q. 何年くらいで卒業する人が多いですか。

A.
法学部で5.5年、短期大学で3.5年が平均値です。もちろん最少年限(法学部4年・短期大学2年)で卒業される方も多数おられます。

Q. 通信教育部短期大学部から通信教育部法学部への編入は可能ですか。

A.
可能です。
また、短期大学部在学中に、法学部でも開講している短期大学部開講科目の専門科目I・IIを単位修得されると、法学部編入時に、上限22単位の範囲内で認定を受けることができます(要経費)。

Q. 司書コース修了生は毎年何人くらいですか。

A.
毎年約2,000名が入学し、1,000名強が図書館司書資格を手にしています。
学習方法が分からず断念してしまうケースも少なくありません。まずは学習方法を理解し、資格取得を目指しましょう。

Q. 司書コース修了後、公共図書館に就職できますか。

A.
司書として活躍するためには、司書になるための資格を有している方で、都道府県・市町村教育委員会から「司書」として発令されることでその職務につくことができます。なお、採用方法等については、都道府県又は市町村教育委員会に直接お問い合わせ願います。

また、近年では数多くの公共図書館が業務委託や指定管理者制度を導入しているため、契約社員・派遣社員・アルバイトの採用募集もおこわれています。採用方法等については、図書館支援業務会社に直接お問い合わせ願います。

文部科学省 司書について

Q. 資格をとるのに年齢制限はありますか?

A.
資格をとるのには制限はありませんが、採用試験の際に年齢は問われることはあります。

文部科学省 司書について

司書コースについて

Q. 図書館司書と学校図書館司書教諭の違いを教えてください。

A.
司書は、都道府県や市町村の公共図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員です。

司書教諭は、小・中・高等学校での設置が義務づけられており(12学級以上の学校に限る)、教諭として採用された者が、学校図書館の専門的職務を担う教員として、学校図書館資料の選択・収集・提供や子どもの読書活動に対する指導、さらには、学校図書館の利用指導計画を立案し、実施の中心となるなど、学校図書館の運営・活用について中心的な役割を担います。
なお、教員免許をお持ちの方のみが対象になります。

制度上の比較については、文部科学省HPをご参照ください。

文部科学省 「司書教諭」と「学校司書」及び「司書」に関する制度上の比較

Q. 選択科目はどれを選ぶのがお勧めですか。

A.
合格率等に差はありませんので『通信科目授業要項』をお読みいただき、興味があるものを選んでいただくのが一番お勧めです。
ただし「図書館実習」はご留意いただきたい点がありますので「Q.3 図書館実習を履修しようか、悩んでいます。」をご参照ください。

Q. 図書館実習を履修しようか、悩んでいます。

A.
図書館実習は実際に図書館での業務を体験していただく科目であり、開講している大学の少ない、特色のある科目です。
しかし、
  1. 実習時間が45時間(期間は実習先により異なる)
  2. 必修科目11科目の単位修得後でなければ受講できない
  3. 実習費8,000円が必要
という制約があります。選択の際にご参考にしてください。

Q. 演習科目は図書館でおこなうのですか。

A.
演習科目のほとんどが教室内でおこなわれます。
ただし、担当教員・受講地域によっては、図書館での演習をおこなう場合もあります。講義の内容は、入学後配付する『面接授業(スクーリング・メディア授業)講義要項(シラバス)』でご確認いただきます。

Q. 学習の順番について教えてください。

A.
学習の順番は決まっていません。興味がある科目から進めていただいても構いません。
特にない場合は、開講科目一覧の上から“基礎~専門科目”という順番に並んでおりますので、上から順に進めてください。面接授業科目(情報サービス演習・情報資源組織演習)を履修申請するためには、それぞれ下記通信授業科目のレポートを提出し受理されなければいけません。この通信授業科目は専門科目のため、初めに手掛けるには少し難しい科目となりますが、なるべく早い段階でレポート提出していただければ、どの期で開講しているスクーリングもメディア授業も履修申請することができます。
〔通信授業科目〕情報サービス論 → 〔面接授業科目〕情報サービス演習
〔通信授業科目〕情報資源組織論 → 〔面接授業科目〕情報資源組織演習

Q. 勤務先で図書館実習することはできますか。

A.
勤務先が図書館法(昭和25年法律第118号)による図書館(公共図書館 ※大学図書館、国立国会図書館、企業図書館等は対象外)であれば、勤務先で図書館実習をしていただくことは可能です。

Q. 図書館司書資格はいつもらえますか。

A.
基礎資格があれば必要単位修得時点で司書資格が発生します。修業年限の1年(4月入学の場合、翌年3月)を待たず、資格取得が可能です。また、基礎資格があり必要単位修得時に学籍を有している方には、必要単位が全てそろった翌月に「修了証書」を発行・発送いたします。

Q. 1年間で司書コースを修了できなかった場合、修得した単位はどうなりますか。

A.
最長2年間在籍することができ、2年目は在籍延長料のみ(1年間30,000円・半年15,000円)でそのまま学習を継続することができます。

Q. 2年間(最長年限数)で司書コースを修了できませんでした。再入学をしたいのですが、どのような手続きが必要ですか。

A.
再入学に必要な書類を送付しますので、メールで通信教育部までご連絡ください。なお、再入学出願時には、最終学歴の証明書は必要ありません。

Q. 大学院を修了しています。出願手続きに必要な証明書の種類を教えてください。

A.
大学院修了者も、出願時に必要になるのは、大学・短期大学部の卒業証明書です。
図書館司書資格は大学・短期大学卒業が基礎資格となっているため、大学院の修了証明書では出願できませんのでご注意ください。

Q. 最終学歴が専門学校・高校卒業ですが、図書館司書コースを受講できますか。

A.
基礎資格として大学(短期大学を含む)を卒業されていることが必要なため、法学部あるいは短期大学部の正科生に入学され、入学後、必要な科目を追加履修(要経費)し、修得する方法があります。短期大学部であれば修得した司書科目の単位の一部を卒業単位として算入できます。ただし、司書修了に必要な科目を修得されても正科生を卒業されないと、資格取得とはなりません。

Q. 図書館司書と学校図書館司書教諭コースを同時に受講できますか。

A.
それぞれの受講資格を満たす方であれば可能です。
まずはいずれかのコースに出願いただきます。ご出願の際、「一部科目履修」と記載されている項目を選択してください。

同時に学習することにより、図書館司書科目「児童サービス論」、学校図書館司書教諭科目「学校図書館メディアの構成」の単位修得が不要になります。これら2科目を除く計16科目について単位修得していただくことになります。

Q. 他大学で図書館司書科目を一部修得していますが認定されますか。

A.
図書館司書課程(平成24年度以降)で開講された科目(単位)であれば、図書館司書科目単位修得証明書により、認定可能です(要経費)。

Q. 図書館での勤務経験がありますが、免除される科目はありますか。

A.
2年以上図書館法(昭和25年法律第118号)による図書館に勤務した経験(単純な労務に雇用された者を除く)がある場合、「勤務証明書」の提出により、図書館実習1単位が認定可能です。

Q. 学芸員の資格を持っていますが、免除される科目はありますか。

A.
評価する科目を修得されている場合、下記の通り修得したとみなされます。(要経費) いずれも資格による単位認定ではなく、評価する科目を修得していることで認定可能です。 そのため、評価する科目のみ修得している場合でも、認定することができます。

評価する科目

図書館法施行規則による科目のうち修得したとみなす科目と単位
()は現行規則施行年度

  • 社会教育主事科目 「生涯学習概論」
    → 生涯学習概論 2単位(平成24年度)
  • 博物館法施行規則による科目
    「生涯学習概論」(学芸員科目)
    → 生涯学習概論 2単位(平成24年度)
  • 学校図書館司書教諭科目
    「読書と豊かな人間性」
    → 児童サービス論 2単位(平成11年度)
いずれも資格による単位認定ではなく、上記評価する科目を修得していることで認定が可能です。科目(単位)認定を希望される方は、それぞれ社会教育主事科目、博物館法施行規則による科目、学校図書館司書教諭科目が明記されている「成績証明書」の提出が必要です。

Q. 以前在籍していた大学で「生涯学習概論」という科目を勉強しました。単位認定は可能ですか。

A.
様々な大学で「生涯学習概論」という名称の講義がありますが、認定可能であるのは現行規則上(平成24年度以降)の図書館司書科目、社会教育主事科目、博物館法施行規則による科目の 「生涯学習概論」のみです。

Q. 図書館司書コースに入りたいのですが、まとまった経費が用意できません。一部履修で取得することは可能ですか?

A.
可能です。ご出願の際に「一部科目履修」と記載されている項目を選択してください。科目を一部履修することで、一度に支払う経費を軽減することができます。

司書教諭コースについて

Q. 誰でも司書教諭コースを受講できますか。

A.
司書教諭コースを受講できるのは「小学校、中学校、高等学校又は特別支援学校の教諭の免許状を有する者」、もしくは「大学3学年以上に在学中で62単位以上を修得しており、別に教職課程を履修中の方」です。

Q. 教員免許状の更新をしていないのですが、受講可能ですか。

A.
受講可能です。

Q. 教員免許状を紛失してしまいました。どうしたらよいですか。

A.
授与元の都道府県庁(教育委員会)に問い合わせいただき、再交付を受けてください。

Q. 学校図書館司書教諭資格はいつもらえますか。

A.
必要単位修得後、毎年5~7月(官報により発表)に申請手続をし、文部科学省から「修了証書」の交付を受けられるのは翌春4月頃、資格として認められるのは「修了証書」受領後となります。そのため、申請時期までに単位修得する必要があり、資格として認められるのにはその後も期間を要することにご留意ください。

Q. 図書館司書資格と学校図書館司書教諭資格、両方取得予定です。入学手続きはどのようにしたら良いですか。

A.
それぞれの受講資格を満たす方であれば可能です。
まずはいずれかのコースに出願いただきます。ご出願の際、「一部科目履修」と記載されている項目を選択してください。

同時に学習することにより、図書館司書科目「児童サービス論」、学校図書館司書教諭科目「学校図書館メディアの構成」の単位修得が不要になります。これら2科目を除く計16科目について単位修得していただくことになります。

Q. 図書館司書資格と学校図書館司書教諭資格、両方取得予定です。どちらからを勉強するのがお勧めですか。

A.
学校図書館司書教諭は必要単位修得後、毎年5~7月ごろに申請手続をし、その後修了証書交付まで約7~9ヶ月必要になります。どちらの資格が先に必要になるのか、学校図書館司書教諭申請時期に間に合うのかどうかを検討してから、学習する順序を決めるのがお勧めです。

Q. 教員免許を持っています。図書館司書資格と学校図書館司書教諭資格、どちらの資格をとるのがお勧めですか。

A.
司書と司書教諭では、業務内容が異なります。「司書コースについて Q.1図書館司書と学校図書館司書教諭の違いを教えてください。」をご参照いただき、ご選択ください。

Q. 夏に講習大学で開講される学校図書館司書教諭講習とどう違うのでしょうか。

A.
学校図書館司書教諭講習に替わる相当科目として受講し、必要単位を修得いただけます。必要単位を修得した方は、文部科学省委託の講習大学への申請のみで「修了証書」の交付が受けられます。

近畿大学通信教育部について

Q. 近畿大学通信教育部はどこにありますか。

A.
近畿大学東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)にあります。窓口は18号館(北棟)1階(西門北側)です。

Q. 近畿大学通信教育部に入学するメリットは何ですか。

A.
本学は近年では「9年連続志願者日本一」や「近大マグロ」等で話題の、日本有数の総合大学です。大学入学資格のある方であれば無試験で入学することができ、学費は通学課程に比べると非常に安価です。卒業時には通学課程同様の学士が得られます。また学生の方はキャンパス施設も利用可能です。

Q. 利用できる施設には何がありますか。

A.
中央図書館アカデミックシアター英語村E3(e-cube)情報処理教育棟(KUDOS)学食などの東大阪キャンパス内施設をご利用いただけます。

Q. 利用できるサービスには何がありますか。

A.
Office365(無料ダウンロード)、Amazon Prime Student(半額で利用可能)、電子図書館、電子ジャーナル(正科生のみ)などをご利用いただけます。

Q. 他キャンパスの図書館は利用できますか。

A.
各キャンパス内の図書館(奈良/農学部・和歌山/生物理工学部・広島/工学部・福岡/産業理工学部・九州短期大学)をご自由に利用できます。(大阪狭山市キャンパス医学部内にある図書館はご利用いただけません。)

Q. 近畿大学のクラブやサークルへの入部は可能ですか?

A.
上部団体等の規定により通信教育部生の受け入れをしないクラブもあります。ご自身で入部交渉していただきます。
サークルについては公認団体でないため大学では把握しておりません。