オープンキャンパスでミニ講義を実施しました。8月20日、21日 | |
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日 時 | 平成28年8月20日、21日 |
プログラム |
平成28年 8月20日~8月21日に実施されたオープンキャンパスで、プロジェクト教員によるミニ講義を実施しました。 8月20日 場所:38号館 2F 第7・8情報処理実習室 13:10~13:50 森澤 勇介 准教授 「光を使って分子の性質を研究する」 野外でリンゴを目で見ると赤く見えるのは、リンゴの色素が太陽の光から赤色の補色である緑色を吸収するからです。色素が緑色を吸収するのは、色素分子の中で電子がどのような形で存在するかによります。電子の形は色だけでなく、様々な分子の機能にも関係が深いので、分子の光吸収によって分子の性質を理解できます。 14:10~14:50 多田 弘明 教授 「ナノサイエンス・テクノロジーを駆使して、エネルギー・環境問題の解決に道筋を!」 主研究テーマの一つである太陽光エネルギーを駆動力として水 → 酸素(O2) →過酸化水素 → 水からなる"ソーラー酸素サイクルケミストリー"について述べる。 15:10~15;50 中井 英隆 准教授 「環境に応答する分子材料」 光・熱などの外部環境に応答して性質や形態を変える「分子材料」を紹介します。さらに、機能発現のからくりを分子レベルでわかりやすく解説します。 8月21日 場所:38号館 2F 第7・8情報処理実習室 13:10~13:50 松本 浩一 講師 「電気エネルギーを用いた有機化合物の合成」 電気エネルギーを用いた有機化合物の合成は環境に優しい方法として、近年注目されています。この講義では、基礎的な原理から実際の応用例までをわかりやすく紹介したいと思います。 14:10~14:50 田中 仙君 講師 「太陽エネルギーと太陽電池」 太陽から降り注ぐ光エネルギーを電気エネルギーに変換するデバイスが太陽電池です。この講義では、太陽電池のしくみや、有機物を用いた新しい太陽電池についてわかりやすく紹介します。 15:10~15;50 今井 喜胤 准教授 「みんな行っている、鏡の国のアリスの世界!!」 右手と左手のように、鏡面対称の性質を、キラリティーといいます。このキラリティーが、我々の生活にどのように関わっているか紹介します。 ocguide_higashiosaka_201608_2.pdf |