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        <title>NEWS RELEASE | 近畿大学 薬学部・大学院 薬学研究科</title>
        <link>https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/</link>
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        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2026</copyright>
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        <item>
            <title>近大薬学部薬用植物園が「夕暮れに植物園散歩　2026」を開催　夕方に特別開園し、園内の植物を紹介する案内ツアーを実施</title>
            <description><![CDATA[近畿大学薬学部薬用植物園（大阪府東大阪市）は、令和8年（2026年）7月17日（金）、見学会「夕暮れに植物園散歩　2026」を開催します。夕方から咲き始める花や夜に向けて変化する植物の様子を観察できるほか、案内ツアーでは当日見ごろの植物を中心に、観察のポイントや植物の利用について紹介します。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●来園者の要望を受け、通常開園時間外となる夕方に特別開園<br />
●一般の方が参加できる見学会を定期的に開催することで、社会や地域への貢献を図る<br />
●夜に咲く花や葉の向きや姿を変える植物など、日中とは異なる植物の様子を観察<br />
<br />
【本件の内容】<br />
近畿大学薬学部薬用植物園では約380種類の薬用植物を育成し、薬学部の講義や実習、薬学部学生のクラブ活動の場として活用しています。また、平日10時から16時は一般の方も自由見学できます。<br />
来園者からの「猛暑が続き、日中の見学は難しい」「開園時間が学校や仕事と重なり来園が難しい」といった声を受け、令和5年（2023年）から通常の開園時間帯以外に特別開園し、見学会を開催しています。夕方の植物園では、夜に咲く花や夕方から開花を始める植物、夜間に葉の向きや姿を変える植物など、日中とは異なる様子を観察できます。希望者には、薬学部の教員による案内ツアーを実施し、観察のポイントを紹介するほか、植物が医薬品や食品、香料などに利用されていることを解説します。また、植物「ムラサキ」を取り上げ、生薬としての利用や薬効に加え、古くから高貴な色として親しまれてきた歴史についても紹介します。本取り組みを通じて、薬用植物の関心を深めていただくとともに、社会や地域への貢献の機会と夏ことをめざします。<br />
<br />
【開催概要】<br />
日時　　　　：令和8年（2026年）7月17日（金）<br />
　　　　　　　自由見学　18：15～19：25/案内ツアー　18：25～19：10（定員30名）<br />
場所　　　　：近畿大学薬学部薬用植物園<br />
　　　　　　　（大阪府東大阪市小若江1-9-7、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約8分）<br />
対象　　　　：一般の方（参加費無料、事前申込不要）<br />
案内者　　　：近畿大学薬学部薬用植物園　助手　島倉知里<br />
お問合せ　　：薬学部学生センター　TEL（06）4307-3058<br />
ホームページ：https://www.phar.kindai.ac.jp/yakusouen/index.html<br />
<br />
【観察が期待できる植物の例】<br />
アミメヘイシソウ、イランイランノキ、インドジャボク、エビスグサ、オオバギボウシ、オタネニンジン（果実）、キカラスウリ、キャッサバ、クコ、ゲンノショウコ、コガネバナ、ゴマ、シナカラスウリ、セイヨウアカネ、タバコ、チューベローズ、チョウマメ、ナツメ、ナンバンギセル、ニチニチソウ、ハッカ、ハナスゲ、マオウ（果実）、ムラサキ、モモ（稲田桃・果実）、ライチ（果実）、レモン、ワタ<br />
※植物の生育状況や天候により変更となる場合があります。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学部薬用植物園<br />
https://www.phar.kindai.ac.jp/yakusouen/index.html<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050735.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">夕暮れに植物園散歩</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">夜間観察</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">東大阪市</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">案内ツアー</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">植物</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">特別開園</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">生薬</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬用植物園</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">見学会</category>
            <pubDate>Mon, 06 Jul 2026 16:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>植物染料「ニホンアカネ」から皮膚の老化や炎症を防ぐ成分を特定　肌トラブル改善につながる機能性素材への応用に期待</title>
            <description><![CDATA[近畿大学薬学総合研究所/アンチエイジングセンター（大阪府東大阪市）教授/センター長　森川敏生、同教授/副センター長　角谷晃司、近畿大学大学院薬学研究科（大阪府東大阪市）薬学専攻博士後期課程2年　高田隆矢（JST-SPRINGプログラム採択）は、一般社団法人日本アカネ再生機構（大阪府泉北郡）との共同研究により、日本古来の植物染料素材である「ニホンアカネ（日本茜）」に含まれる赤色色素成分が、コラーゲンやヒアルロン酸の分解酵素の働きを阻害することで、皮膚の老化や炎症反応を抑制する可能性を明らかにしました。本研究成果により、ニホンアカネに含まれる成分がもたらす効果の一端が明らかになり、今後、肌トラブル改善効果につながる機能性素材への応用が期待されます。<br />
本件に関する論文が、令和8年（2026年）6月24日（水）に、令和7年（2025年）に新たに発刊された天然物科学に関する学術雑誌"Natural Products: Chemistry, Pharmacology and Nutrition（ナチュラルプロダクツ：ケミストリー　ファーマコロジー　アンド　ニュートリション）"にオンライン掲載されました。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●日本古来の植物染料素材であるニホンアカネに含まれる赤色色素成分が、コラーゲンやヒアルロン酸の分解酵素を阻害することで、皮膚の老化や炎症反応を抑制する可能性を明らかに<br />
●コラーゲンやヒアルロン酸の分解酵素阻害効果は、外来種のアカネと比較してニホンアカネの方が強いことを確認<br />
●本研究は、肌トラブルに対して改善効果をもたらす機能性素材への応用が期待される成果<br />
<br />
【本件の背景】<br />
ニホンアカネは、日本において古来より赤色（緋色）の染料として用いられてきましたが、外来種（セイヨウアカネ、インドアカネ）や合成染料の代替使用により、商業的生産が途絶えてしまいました。近畿大学薬学総合研究所の研究グループは、平成15年（2003年）頃からニホンアカネの保全・栽培研究をすすめており、一般社団法人日本アカネ再生機構との先行研究において、ニホンアカネの組織培養による繁殖技術とDNA鑑定による分子系統解析に関する研究成果を令和6年（2024年）に発表するなど、農産物としてのニホンアカネの復興にむけた取り組みを精力的にすすめています。<br />
アカネ科の植物は多様な成分を含んでおり、関節炎、皮膚疾患、心血管疾患、肝障害などの疾患の治療に用いられてきました。研究グループでも先行研究において、中国産のアカネ科植物から抗炎症作用や抗アレルギー作用を持つ成分を見出しましたが、ニホンアカネに含まれる成分がどのような効果をもたらすかは明らかになっていませんでした。<br />
<br />
【本件の内容】<br />
研究グループは、ニホンアカネの根からエキスを抽出し機能を確認したところ、コラーゲンの分解酵素であるコラゲナーゼ※1 と、ヒアルロン酸の分解酵素であるヒアルロニダーゼ※2 両方に対する阻害効果が明らかになりました。これらの酵素は、老化・アレルギー・炎症などを促進することが知られており、酵素活性を阻害するニホンアカネエキスは、皮膚の老化や炎症反応を抑制し、肌トラブル改善効果をもたらすことが示唆されました。<br />
さらに、この効果を示す活性寄与成分として8種類の化合物を特定し、特に赤色色素の「プルプリン」や「ムンジスチン」の活性が強いことを確認しました。また、外来種であるセイヨウアカネやインドアカネに含まれる赤色色素のアリザリンと比較した結果、ニホンアカネに含まれる成分の方が強い活性を示すことが明らかになりました。<br />
本研究成果により、ニホンアカネは、現在普及している外来種のアカネよりも抗老化や抗アレルギーの分野において、より優れた機能性素材となる可能性が示唆されました。<br />
なお本研究には、ニホンアカネの栽培・普及啓発活動に取り組む近畿大学アカデミックシアタープロジェクト「日本茜魅力発見プロジェクト」も参画しており、研究と地域連携、次世代人材育成を一体的に推進しています。<br />
<br />
【論文掲載】<br />
掲載誌：Natural Products: Chemistry, Pharmacology and Nutrition<br />
　　　　（インパクトファクター：新刊雑誌のためなし）<br />
論文名：Anthraquinones with collagenase and hyaluronidase inhibitory activities<br />
　　　　obtained from Japanese Akane, the roots of Rubia argyi （H. Lev. & Vaniot） H. Hara<br />
　　　　（ニホンアカネから得られたアントラキノン類のコラゲナーゼおよび<br />
　　　　　ヒアルロニダーゼ阻害活性）<br />
著者　：森川敏生<sup>1,2*</sup>、高田隆矢<sup>1</sup>（近畿大学大学院薬学研究科）、井上歩美<sup>1</sup>、森川実咲<sup>1</sup>、<br />
　　　　西村晴<sup>1</sup>、萬瀬貴昭<sup>1</sup>、新居慶二<sup>3</sup>、杉本一郎<sup>3</sup>、角谷晃司<sup>1,2</sup>　*責任著者<br />
所属　：1　近畿大学薬学総合研究所、2　近畿大学アンチエイジングセンター、<br />
　　　　3　一般社団法人日本アカネ再生機構<br />
URL　：https://www.npracademy.com/npcpn/articles?month=2026-06<br />
<br />
【本件の詳細】<br />
研究グループは、ニホンアカネエキスとその赤色色素成分であるプルプリンとムンジスチンが、コラゲナーゼやヒアルロニダーゼに対する阻害活性を示すことを明らかにしました。<br />
まず、ニホンアカネの80％含水アセトン抽出エキスの活性を分析したところ、コラゲナーゼ阻害活性（IC<sub>50</sub>※3 =236&mu;g/mL）およびヒアルロニダーゼ阻害活性（IC<sub>50</sub>=69.4&mu;g/mL）が認められました。活性を指標に含有成分を精査したところ、8種のアントラキノン化合物※4 を単離・同定し、そのうちコラゲナーゼ阻害活性成分としてプルプリン（IC<sub>50</sub>=56.0&mu;M）を見出しました。一方、ヒアルロニダーゼ阻害活性成分としてはムンジスチン（IC<sub>50</sub>=147&mu;M）を特定しました。さらに、これらの活性強度は、外来種であるセイヨウアカネやインドアカネに含まれる赤色色素のアリザリンよりも強いことが明らかとなりました。<br />
これらの結果から、ニホンアカネエキスとその赤色色素成分であるプルプリンとムンジスチンは、細胞外マトリックスであるコラーゲンやヒアルロン酸を分解する酵素を阻害することで皮膚の老化や炎症反応を抑制し、肌にやさしい効果をもたらすことが示唆されました。機能性染料（機能性色素）素材として、肌トラブル改善につながる詳細な作用機序の解明や、その臨床的意義を評価するためには、今後さらなる研究が必要です。<br />
<br />
【研究者のコメント】<br />
森川敏生（モリカワトシオ）<br />
所属　　：近畿大学薬学総合研究所、近畿大学アンチエイジングセンター<br />
職位　　：教授／センター長<br />
学位　　：博士（薬学）<br />
コメント：本研究では、ニホンアカネに含まれる赤色色素成分「プルプリン」や「ムンジスチン」が、コラーゲンやヒアルロン酸の分解に関わる酵素を阻害することを明らかにしました。これは、我が国において古来より草木染めに使われる長い歴史を持つニホンアカネから肌にやさしい効果をもたらす可能性のある成分を同定したもので、今後は、機能性染料素材への応用や、肌トラブルの改善に役立つ機能性色素開発への展開をめざして研究をすすめたいと考えています。<br />
<br />
角谷晃司（カクタニコウジ）<br />
所属　　：近畿大学薬学総合研究所、近畿大学アンチエイジングセンター<br />
職位　　：教授／副センター長<br />
学位　　：博士（農学）<br />
コメント：ニホンアカネの繁殖・普及活動を進める中で、その主要な赤色色素に新たな機能性が見出されたことは大変意義深い成果です。本研究成果は、ニホンアカネを草木染料としてだけでなく、機能性素材や化粧品原料などへ活用できる可能性を示しています。また、近畿大学アカデミックシアタープロジェクト「日本茜魅力発見プロジェクト」の学生とともに栽培・普及活動を行うことで、ニホンアカネの新たな価値を広く社会へ発信していきたいと考えています。<br />
<br />
【近畿大学アカデミックシアタープロジェクト「日本茜魅力発見プロジェクト」】<br />
近畿大学の学生が主体となって取り組み、新しい価値の創造に挑戦する「アカデミックシアタープロジェクト」の一つ。近畿大学生と一般社団法人日本アカネ再生機構が連携し、日本茜を追求・普及することによって、斬新な新商品の開発を目指すプロジェクト。<br />
https://act.kindai.ac.jp/projects/64b5ee7f8d14a6d29d3d18f8b884996d4df5ec08.html<br />
<br />
【用語解説】<br />
※1　コラゲナーゼ：コラーゲンを分解する酵素。コラーゲンは皮膚や血管、骨などを構成する主要なタンパク質であり、コラゲナーゼ活性が高まると皮膚のハリや弾力の低下、しわの形成などに関与すると考えられている。<br />
※2　ヒアルロニダーゼ：ヒアルロン酸を分解する酵素。ヒアルロン酸は皮膚や関節などに存在し、高い保水性を持つ成分。ヒアルロニダーゼは炎症やアレルギー反応にも関与することが知られており、その阻害は組織保護や抗炎症作用につながる可能性がある。<br />
※3　IC<sub>50</sub>：Half maximal inhibitory concentration（50％阻害濃度）の略。酵素活性や生理活性を50％抑制するために必要な試験物質の濃度を示す指標であり、値が小さいほど強い活性を有することを意味する。<br />
※4　アントラキノン化合物：アカネ科植物の根に豊富に含まれる天然色素の一群。植物が身を守るために作り出す成分の一つで、伝統的な染色技法「茜染め」の赤色の主成分。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学総合研究所　教授　森川敏生（モリカワトシオ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/823-morikawa-toshio.html<br />
薬学総合研究所　教授　角谷晃司（カクタニコウジ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/819-kakutani-kouji.html<br />
<br />
薬学総合研究所<br />
https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/prti/<br />
アンチエイジングセンター<br />
https://www.kindai.ac.jp/antiaging/<br />
アカデミックシアター<br />
https://act.kindai.ac.jp/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050722.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">センター</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">研究所</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">アンチエイジングセンター</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラーゲン</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ニホンアカネ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ヒアルロン酸</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森川敏生</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">植物染料</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">機能性素材</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学総合研究所</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">角谷晃司</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">赤色色素</category>
            <pubDate>Fri, 03 Jul 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>とんぶりに含まれる成分「モモルジンIc」の脂肪吸収抑制効果を解明　肥満や脂質異常症を改善する機能性食品素材開発に期待</title>
            <description><![CDATA[近畿大学大学院薬学研究科（大阪府東大阪市）薬学専攻博士課程2年　高田隆矢、近畿大学薬学総合研究所教授　森川敏生は、オリザ油化株式会社（愛知県一宮市）、有限会社イーエステック京都（京都府京都市）、株式会社京都有機化学研究所（京都府京都市）、一般財団法人生産開発科学研究所（京都府京都市）との共同研究により、秋田県の伝統食材である「とんぶり（マウンテンキャビア）」に含まれる「モモルジンIc」という成分が、胃の内容物を腸に送り出す速度やホルモン分泌を調節することで、食事からの脂肪吸収を抑制し、抗肥満・脂質低下効果をもたらすことを明らかにしました。本研究成果により、マウンテンキャビアがもたらす効果のメカニズムが明らかになり、今後、食事が原因の肥満や脂質異常症に対して改善効果を示す機能性食品素材への応用が期待されます。<br />
本件に関する論文が、令和8年（2026年）6月16日（水）に、日本生薬学会が発行し、シュプリンガー・ネイチャー社が出版する生薬・天然物化学分野の学術雑誌"Journal of Natural Medicines（ジャーナル　オブ　ナチュラルメディシン）"にオンライン掲載されました。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●マウンテンキャビアに含まれるモモルジンIcによる、食事由来の脂肪吸収抑制効果を解明<br />
●モモルジンIcは、胃の内容物を腸に送り出す速度やホルモン分泌を制御することで、食欲を調節<br />
●本研究は、食事による肥満や脂質異常症を改善する機能性食品素材への応用が期待される研究成果<br />
<br />
【本件の背景】<br />
秋田県の特産品として親しまれる伝統食材「とんぶり」は、ヒユ科ホウキギ属の一年草であるホウキギの果実で、見た目や食感から「畑のキャビア」と呼ばれ、古くから滋養強壮などの目的で生薬としても利用されてきました。近畿大学薬学総合研究所の研究グループは、長らくマウンテンキャビアの効能に着目し、オリザ油化株式会社との先行研究において、マウンテンキャビアに含まれる新規成分として「アシル化フラボノイド配糖体」を発見し、インスリン分泌促進効果を見出しました。<br />
マウンテンキャビアには、「モモルジンIc」という成分が多く含まれており、鎮痛・抗炎症、抗アレルギー、胃粘膜保護など、多岐にわたる効果をもたらすことが知られています。研究グループはこれまでに、マウンテンキャビアから抽出したエキスおよびモモルジンIcに、ブドウ糖の吸収を抑制する機能があることを明らかにし、血糖コントロールに有用な機能性食品素材であることを示していました。しかし、その具体的な作用機序は解明されていませんでした。<br />
<br />
【本件の内容】<br />
今回研究グループは、マウンテンキャビアエキスやモモルジンIcがどのようなメカニズムで抗肥満・脂質低下効果を発揮するかを検証しました。オリーブオイルを与えたマウスにマウンテンキャビアの抽出エキスを投与したところ、食後の中性脂肪の上昇が有意に抑制されました。また、マウンテンキャビアエキスの主成分であるモモルジンIcを投与した場合は、より低濃度で有意な抗高脂血症効果を示すことが明らかになりました。<br />
この効果のメカニズムを解明したところ、モモルジンIcは脂肪を分解する酵素の活性を直接阻害するのではなく、胃の内容物を腸に送り出す速度（胃排出）を著しく遅延させることで、中性脂肪の吸収を緩やかにしていることが明らかになりました。さらに、モモルジンIcは、膵臓からインスリン分泌を促して血糖値を下げるホルモンを有意に増加させました。<br />
続いて、高脂肪食を与えたマウスに、マウンテンキャビアエキスを14日間投与したところ、体重増加が抑制されました。同様に、モモルジンIcを投与した場合は、内臓脂肪の蓄積および悪玉コレステロール値を有意に減少させました。なお、総エネルギー消費量※1 については、マウンテンキャビアエキスの投与による有意な変化は認められませんでした。<br />
以上の結果から、マウンテンキャビアエキスおよびモモルジンIcは、エネルギー消費量ではなく、胃排出遅延やホルモン分泌による食欲調節を介して、抗肥満および脂質低下効果を発揮することが示唆されました。これまで、モデル動物を用いた抗肥満素材の研究で、総エネルギー消費量まで踏み込んだ例はなく、今回が初めての成果と言えます。<br />
<br />
【論文掲載】<br />
掲載誌：Journal of Natural Medicines（インパクトファクター：2.5@2024）<br />
論文名：Anti-obesity and lipid-lowering effects of mountain caviar extract and its principal<br />
　　　　saponin momordin Ic via delayed gastric emptying and GLP-1 secretion<br />
　　　　independent of energy expenditure<br />
　　　　（マウンテンキャビアエキスおよびその主要サポニン成分モモルジンIcの抗肥満および<br />
　　　　　脂質低下作用はエネルギー消費とは無関係に胃排出遅延および<br />
　　　　　GLP-1分泌を介して発揮される）<br />
著者　：高田隆矢<sup>1</sup>、竹田翔伍<sup>2</sup>、下田博司<sup>2</sup>、津雲基光<sup>3</sup>、<br />
　　　　久保田和孝<sup>3,4</sup>、松田久司<sup>1,4,5</sup>、森川敏生<sup>1,6*</sup>　*責任著者<br />
所属　：1　近畿大学薬学総合研究所、2　オリザ油化株式会社、3　有限会社イーエステック京都、<br />
　　　　4　株式会社京都有機化学研究所、5　一般財団法人生産開発科学研究所、<br />
　　　　6　近畿大学アンチエイジングセンター<br />
URL　：https://link.springer.com/article/10.1007/s11418-026-02052-3<br />
DOI　：10.1007/s11418-026-02052-3<br />
<br />
【本件の詳細】<br />
研究グループは、マウンテンキャビアエキス（MCE）と、その主要成分でサポニン※2 の一種であるモモルジンIcが、モデルマウスにおいて顕著な抗肥満作用および脂質低下作用を示すことを明らかにしました。<br />
まず、オリーブオイルを与えたマウスにMCE（125～250mg/kg）を投与したところ、食後の血漿トリグリセリドの上昇が有意に抑制されました。また、MCEの12.6%を占める主成分であるモモルジンIcを投与した場合は、20mg/kgで有意な抗高脂血症効果を示しました。<br />
メカニズム研究により、モモルジンIcは主に脂肪を分解する酵素である膵リパーゼを阻害するのではなく、胃排出を遅延させることが明らかになりました。さらに、モモルジンIcは膵臓からインスリン分泌を促し血糖値を下げる働きをもつ、GLP-1※3 というホルモン分泌を促進していることが分かり、食欲調節における腸管由来ホルモンシグナル伝達の関与が示唆されました。<br />
続いて、高脂肪食を与えたマウスでは、MCEの継続投与により体重増加が抑制された一方、モモルジンIc（20mg/kg/日）は内臓脂肪蓄積ならびに血中LDL/VLDLコレステロール※4 レベルを有意に低下させました。さらに、二重標識水（DLW）法※5 を用いて総エネルギー消費量を測定したところ、これらの代謝改善は総エネルギー消費量の増加を伴わないことが明らかになりました。<br />
これらの結果を総合すると、マウンテンキャビアエキスとモモルジンIcは、総エネルギー消費量とは無関係に、胃腸機能と満腹感に関連するホルモン経路を調節することにより、食事誘発性肥満と脂質異常症を改善することが示唆されました。GLP-1を介したシグナル伝達の根底にある詳細な分子メカニズムを解明し、その臨床的意義を評価するためには、さらなる研究が必要です。<br />
<br />
【研究者のコメント】<br />
森川敏生（モリカワトシオ）<br />
所属　　：近畿大学薬学総合研究所、近畿大学アンチエイジングセンター<br />
職位　　：教授／センター長<br />
学位　　：博士（薬学）<br />
コメント：本研究では、マウンテンキャビアに含まれるサポニン「モモルジンIc」が、胃排出の遅延やGLP-1分泌促進といった消化管機能の調節を通じて脂質吸収や代謝に影響を及ぼすことを明らかにしました。これは、天然物がもつ多面的な生物活性の一端を示す成果であり、今後はヒトでの有効性や作用機序の詳細な解明を進め、機能性食品素材としての応用展開を目指したいと考えています。<br />
<br />
【研究支援】<br />
本研究は、科学技術振興機構　次世代研究者挑戦的研究プログラム（SPRING）（高田隆矢、指導教員：森川敏生）および日本学術振興会　科学研究費補助金　基盤研究C（22K06688、23K06202）の支援を一部受けて実施しました。<br />
<br />
【用語解説】<br />
※1　総エネルギー消費量：基礎代謝・身体活動・食事誘発性熱産生を含めた、1日のエネルギー消費量の合計を示す指標。<br />
※2　サポニン：植物に広く含まれる配糖体の一種。界面活性作用を持ち、抗炎症や代謝調節など多様な生理活性が知られている活性天然物。<br />
※3　GLP-1：グルカゴン様ペプチド-1。腸から分泌されるホルモンで、インスリン分泌促進や食欲抑制に関与する。糖尿病や肥満治療の標的として注目されている。<br />
※4　LDL/VLDLコレステロール：血中脂質の一種で、いわゆる「悪玉コレステロール」を含む。過剰になると動脈硬化のリスクが高まる。<br />
※5　二重標識水（DLW）法：安定同位体（<sup>2</sup>Hおよび<sup>18</sup>O）で標識した水（DLW）を用いて、日常生活下での総エネルギー消費量を測定する方法である。ヒトおよび動物を対象に、DLWを投与後、数日から約1週間にわたり採取した尿や血漿などの体液中の同位体濃度の減少速度を、同位体測定専用の質量分析計を用いて高精度に定量することで算出する。なお、共同研究機関の（一財）生産開発科学研究所・生研分析センターでは、外部機関からの同位体測定の受託分析を行っている。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学総合研究所　教授　森川敏生（モリカワトシオ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/823-morikawa-toshio.html<br />
<br />
薬学総合研究所<br />
https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/prti/<br />
<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/06/050598.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">GLP-1</category>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">抗肥満効果</category>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">脂肪吸収抑制</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">脂質異常症</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学総合研究所</category>
            <pubDate>Wed, 24 Jun 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>近畿大学薬学部薬用植物園が八尾市生涯学習センターと共催　地域住民を対象に、薬用植物に関する講演会と見学会を実施</title>
            <description><![CDATA[近畿大学薬学部薬用植物園（大阪府東大阪市）は、令和8年（2026年）6月20日（土）、八尾市生涯学習センター（大阪府八尾市）と共同で、「日本の森林でみかける生薬※ の基原となる薬用植物」をテーマにした講演会と薬用植物園の見学会を、地域住民の方々を対象に実施します。<br />
※天然由来の医薬原料。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●近畿大学薬学部薬用植物園が八尾市生涯学習センターと共同で、地域住民を対象に、薬用植物に関する講演会と見学会を実施<br />
●人が生きるために積み重ねてきた薬学の歴史を学び、自然の力強さや尊さを知ることで、自然環境保護への意識の醸成を目指す<br />
●講演会や薬用植物園の見学会を地域に向けて実施することで、社会や地域への貢献を図る<br />
<br />
【本件の内容】<br />
近畿大学薬学部薬用植物園では、約380種類の薬用植物を育成しており、薬学部の講義や実習、薬学部生のサークル活動の場として活用しているほか、平日の10時から16時までは一般公開も行っています。また、地域住民を対象とした講演会や見学会も実施しています。<br />
今回は、八尾市生涯学習センターと共同で、地域住民を対象に、「日本の森林でみかける生薬の基原となる薬用植物」をテーマにした講演会を開催します。講演会を通して、人が生きるために積み重ねてきた薬学の歴史を学ぶと同時に、自然の力強さや尊さを知ることで、自然環境保護への意識の醸成を目指します。また、講演会後には薬用植物園の自由見学会も実施します。<br />
当園では、これらの取り組みを通じて、地域の方々に薬用植物や生薬・漢方への正しい知識を深めていただくとともに、社会や地域へ貢献する機会とします。<br />
<br />
【開催概要】<br />
日時　　　　　：令和8年（2026年）6月20日（土）10：00～12：15<br />
講演テーマ　　：「日本の森林でみかける生薬の基原となる薬用植物」<br />
場所　　　　　：＜講演会＞<br />
　　　　　　　　近畿大学東大阪キャンパス　アカデミックシアター　1階　ACT-116<br />
　　　　　　　　（大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分）<br />
　　　　　　　　＜見学会＞<br />
　　　　　　　　近畿大学薬学部薬用植物園<br />
　　　　　　　　（大阪府東大阪市小若江1-9-7、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約8分）<br />
対象　　　　　：16歳以上の地域住民（定員30人、要事前申込、先着順）<br />
　　　　　　　　※15歳以下は参加不可。お子様の同伴もご遠慮ください。<br />
参加費　　　　：1,500円（税込）<br />
申込方法　　　：令和8年（2026年）5月1日（金）9：00から電話にて受付　※定員に達し次第締め切り<br />
申込・お問合せ：八尾市生涯学習センター　学習プラザ事務局　TEL（072）924-3876<br />
　　　　　　　　開館時間　9：00～21：00（月曜休館）※月曜が祝日の場合は翌火曜が休館<br />
<br />
【スケジュール】<br />
10：00～11：30　講演「日本の森林でみかける生薬の基原となる薬用植物」<br />
　　　　　　　　　講師：近畿大学薬学総合研究所　教授　森川敏生<br />
11：45～12：15　薬用植物園にて自由見学<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学総合研究所　教授　森川敏生（モリカワトシオ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/823-morikawa-toshio.html<br />
<br />
薬学総合研究所<br />
https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/prti/<br />
薬学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/04/050103.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">研究所</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森川敏生</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">漢方</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">生薬</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">自然環境保護</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学総合研究所</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬用植物</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬用植物園</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">見学会</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">講演会</category>
            <pubDate>Fri, 24 Apr 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>解熱鎮痛薬アスピリンと低酸素環境が「PIK3CA変異型大腸がん」の細胞内グルタミン蓄積を促進　～細胞内に蓄積したグルタミンを標的とした新たな治療戦略へ～</title>
            <description><![CDATA[【発表のポイント】<br />
●低酸素環境下において、アスピリンがPIK3CA変異型大腸がん細胞内のグルタミン蓄積を特異的に促進することを発見<br />
●アスピリンとグルタミン輸送阻害剤の併用により、がん細胞の増殖を抑え込む強力な抗腫瘍効果を実証<br />
●既存薬（アスピリン）の抗腫瘍効果を最大化させる、大腸がんに対する新たな併用治療戦略の開発に期待<br />
<br />
学校法人関西医科大学（大阪府枚方市　理事長・山下敏夫、学長・木梨達雄）附属病院臨床腫瘍科　診療講師　朴将源、近畿大学（学長・松村到）薬学部医療薬学科准教授　山本哲志、京都府公立大学法人京都府立医科大学（理事長・金田章裕、学長・夜久均）大学院医学研究科分子標的予防医学講師　渡邉元樹らの研究チームは、実際のがん組織に近い「低酸素環境」において、解熱鎮痛薬のアスピリンが、特定の遺伝子変異（PIK3CA変異）を持つ大腸がん細胞内へのグルタミン（アミノ酸）の蓄積を特異的に促進することを明らかにしました。グルタミンの蓄積は、がん代謝阻害剤による重要な治療標的となります。この結果により、既存薬であるアスピリンの抗腫瘍効果を最大化させる新たな併用治療戦略の糸口となることが期待されます。<br />
なお、本研究をまとめた論文が『Scientific Reports』（インパクトファクター：3.9）に3月24日（火）19時付で掲載されました。<br />
<br />
【書誌情報】<br />
掲載誌　　　：『Scientific Reports』DOI: 10.1038/s41598-026-42753-z<br />
論文タイトル：Hypoxia and aspirin additively increase intracellular glutamine accumulation<br />
　　　　　　　in PIK3CA-mutated colorectal cancer cells.<br />
　　　　　　　（PIK3CA大腸がん細胞においてアスピリンは低酸素刺激と相加的に<br />
　　　　　　　　細胞内グルタミン蓄積を増強する）<br />
筆者　　　　：関西医科大学　医学部　乳腺外科学講座　梅嵜乃斗香<br />
　　　　　　　関西医科大学附属病院　臨床腫瘍科　朴将源<br />
　　　　　　　関西医科大学　附属生命医学研究所綜合研究施設　松尾禎之<br />
　　　　　　　近畿大学　薬学部　医療薬学科　山本哲志<br />
　　　　　　　高知大学　医学部　腫瘍内科学講座　佐竹悠良<br />
　　　　　　　京都府立医科大学大学院医学研究科　分子標的予防医学　渡邉元樹<br />
　　　　　　　南魚沼市民病院附属城内診療所　広田喜一<br />
　　　　　　　関西医科大学香里病院　化学療法センター　杉江知治<br />
　　　　　　　箕面市立病院　関本貢嗣<br />
<br />
【本研究の背景】<br />
日常的に使用される解熱鎮痛薬である「アスピリン」は、近年、がん（特に大腸がん）の予防や治療薬として転用する「ドラッグ・リポジショニング※1」の候補として大きな注目を集めています。これまでの臨床データから、特定の遺伝子「PIK3CA※2」に変異を持つ大腸がん患者において、アスピリンが特に有効であることが分かっています。研究グループは以前の研究で、アスピリンの抗腫瘍効果が、がん細胞の生存に欠かせないアミノ酸である「グルタミン※3」の代謝と密接に関わっていることを明らかにしていました。しかし、実際の体内におけるがん組織の内部は酸素が極めて少ない「低酸素」という特殊な環境にあり、そのような腫瘍の微小環境下で、アスピリンががん細胞にどのようなメカニズムで影響を与えているのかは十分に解明されていませんでした。<br />
<br />
【本研究の概要】<br />
本研究では、低酸素環境という実際のがん組織に近い条件下で、アスピリンがPIK3CA変異型大腸がん細胞のグルタミン代謝にどのような影響を及ぼすのかを詳細に調査しました。遺伝子の働きを網羅的に調べるRNAシーケンス※4 や、細胞内の代謝物を直接測定する標的メタボロミクス※5 などの最新手法を用い、アスピリン処理および低酸素刺激を与えたPIK3CA変異型大腸がん細胞の反応を、変異を持たない正常な（野生型）細胞と比較しました。さらに、がん細胞が外部からグルタミンを取り込むための「トランスポーター※6」の働きをブロックする阻害剤（V-9302）を用い、アスピリンとの併用による抗腫瘍効果も検証しました。<br />
<br />
【本研究の成果】<br />
遺伝子発現の解析結果から、低酸素環境下でアスピリンを投与すると、PIK3CA変異を持つ大腸がん細胞に特異的に、アミノ酸（グルタミンなど）の取り込みに関わる経路の働きが活発になることが判明しました。実際に細胞内の代謝物を測定したところ、アスピリン投与と低酸素刺激が相加的に働き、がん細胞内に顕著にグルタミンが蓄積することが実証されました。さらに、グルタミンを細胞内に取り込むトランスポーター（ASCT2）を阻害する薬剤である「V-9302」をアスピリンと併用した結果、細胞内へのグルタミンの過剰な蓄積が抑えられるとともに、アスピリン単独での投与と比較して、がん細胞の増殖をより強力に抑え込む（相乗的な抗腫瘍効果）ことができると確認されました。本研究の成果は、低酸素環境下においてアスピリンががん細胞のグルタミン蓄積を促すことを明らかにしたものであり、グルタミン輸送を標的とする薬剤を組み合わせることで、アスピリンの大腸がんに対する治療効果をさらに飛躍的に高められる可能性（新たな併用療法の開発）を示す重要な発見です。<br />
<br />
【用語解説】<br />
※1　ドラッグ・リポジショニング（既存薬再開発）<br />
すでに別の病気の治療薬として承認・使用されている薬（本研究における解熱鎮痛薬の「アスピリン」など）が持つ新たな薬効を見出し、がんの予防や治療など、異なる疾患の薬として転用・再開発する手法です。非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）であるアスピリンは、大腸がんに対する再開発薬として大きな可能性を秘めています。<br />
<br />
※2　PIK3CA<br />
大腸がん患者の約10～20%に認められる遺伝子変異です。これまでの多くの臨床データから、この変異を持つ大腸がん患者に対してはアスピリンによる再発予防効果などが高いことが示されており、薬の効き目を予測する有望な指標となっています。また、PIK3CA変異を持つ大腸がん細胞は、自身の生存のためにグルタミン代謝の経路を変化させることが分かっています。<br />
<br />
※3　グルタミン<br />
腫瘍の成長や生存において極めて重要な役割を果たすアミノ酸の一種です。通常時だけでなく、がん組織内部のような酸素が乏しい「低酸素環境」においても、がん細胞が増殖するためのエネルギー源や、細胞内の恒常性を保つための重要な栄養素として利用されます。<br />
<br />
※4　RNAシーケンス<br />
細胞から抽出したRNAの配列を読み取り、どの遺伝子がどれくらい働いているか（発現しているか）を網羅的に調べる解析技術です。<br />
<br />
※5　メタボロミクス<br />
細胞内に存在するアミノ酸などの代謝物質の種類や量を、網羅的かつ直接的に測定する分析手法です。本研究では質量分析器（LC-MS/MS）を用いた「標的メタボロミクス」手法によって、アスピリン投与や低酸素刺激が細胞内のグルタミン量に与える影響を正確に定量しています。<br />
<br />
※6　トランスポーター<br />
細胞の表面（膜）に存在し、細胞の外からグルタミンなどのアミノ酸を細胞内に取り込む「通り道」となるタンパク質です。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学部　医療薬学科　准教授　山本哲志（ヤマモトテツシ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/429-yamamoto-tetsushi.html<br />
<br />
薬学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/03/049796.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">PIK3CA変異</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">がん治療</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">アスピリン</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">グルタミン</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ドラッグ・リポジショニング</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">併用療法</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">大腸がん</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">山本哲志</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">腫瘍代謝</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学部</category>
            <pubDate>Wed, 25 Mar 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>近畿大学とSea&amp;meが共同開発のスキンケアシリーズを刷新　リニューアルした4商品を新宿高島屋でお披露目</title>
            <description><![CDATA[近畿大学薬学部（大阪府東大阪市）医療薬学科教授　多賀淳らが技術協力し、大阪の台所・黒門市場発のコスメブランドSea&me株式会社※（東京都中央区）が発売しているスッポンコラーゲン化粧品「スペリオルワンシリーズ」がリニューアルされます。令和8年（2026年）3月1日（日）に、保湿洗顔石鹸、保湿クリーム、導入美容液、保湿化粧水の4商品を発売します。<br />
また、発売に先駆け、2月18日（水）から24日（火）まで、ベルナチュレール新宿高島屋店（東京都渋谷区）でお披露目イベントを実施します。<br />
※旧社名：株式会社クロモンコスメティック<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●累計販売個数50万個突破の人気商品スッポンコラーゲン化粧品「スペリオルワンシリーズ」がリニューアル<br />
●化粧品の成分はそのままに、環境に配慮したバイオプラスチック容器に変更<br />
●ベルナチュレール新宿高島屋店で、リニューアル商品のお披露目イベントを実施<br />
<br />
【本件の内容】<br />
スッポンコラーゲン化粧品「スペリオルワンシリーズ」は、大阪・黒門市場にある昭和23年（1948年）創業の有名鮮魚店・株式会社新魚栄の子会社から販売されています。平成25年（2013年）の創業時から近畿大学薬学部が技術協力しており、学生が卒業研究において最適化した条件で抽出した高純度スッポン天然コラーゲン「ロングレングスコラーゲン」を配合した化粧品です。使用しているスッポンは、静岡県立焼津水産高等学校栽培漁業科の生徒たちが、実習として"ストレスを与えない飼育環境で抗生物質や薬剤を一切使わない"ことにこだわって育てたものです。誕生から13年の月日を重ね、海外への輸出も含め、累計販売個数は50万個を突破しています。<br />
このたび、SDGs目標12「つくる責任　つかう責任」の達成に寄与するため、「スペリオルワンシリーズ」をリニューアルし、環境に配慮したバイオプラスチック容器に変更しました。新シリーズにおいても、長年人気を博した「ロングレングスコラーゲン」を核原料に採用しています。また、社名を「株式会社クロモンコスメティック」から自然をイメージできる「Sea&me株式会社」へと変更しました。<br />
新宿高島屋で実施するお披露目イベントでは、保湿洗顔石鹸、保湿クリーム、導入美容液、保湿化粧水を紹介し、店頭で実際に商品を体感したうえでご購入いただくことが可能です。4つの商品は、Sea&me株式会社の公式オンラインショップをはじめ、各店舗では3月1日（日）から順次販売を開始します。<br />
<br />
【販売概要】<br />
商品名　：スペリオルワン　モイスチャーソープ＜保湿洗顔石鹸＞<br />
内容量　：80g<br />
価格　　：3,850円（税込）<br />
<br />
商品名　：スペリオルワン　ローズグロウクリーム＜保湿クリーム＞<br />
内容量　：30g<br />
価格　　：6,600円（税込）<br />
<br />
商品名　：スペリオルワン　ブルーミングジェルセラム＜導入美容液＞<br />
内容量　：50g<br />
価格　　：5,500円（税込）<br />
<br />
商品名　：スペリオルワン　フローラルデューローション＜保湿化粧水＞<br />
内容量　：80mL<br />
価格　　：5,500円（税込）<br />
<br />
発売日　：令和8年（2026年）3月1日（日）から順次<br />
　　　　　※公式オンラインショップは2月18日（水）から先行販売<br />
取扱店舗：Sea&me株式会社　公式オンラインショップ（https://spo-seaandme.jp/）<br />
　　　　　ベルナチュレール玉川高島屋店（東京都世田谷区玉川3-17-1）<br />
　　　　　大阪高島屋　1階　化粧品売場事務所（大阪市中央区難波5丁目1番5号）他<br />
お問合せ：Sea&me株式会社　TEL（06）6643-9166<br />
　　　　　※受付時間9：00～17：00　土・日・祝日除く<br />
<br />
【イベント概要】<br />
日時　　：令和8年（2026年）2月18日（水）～24日（火）10：30～19：30<br />
場所　　：新宿高島屋　2階　ベルナチュレール新宿高島屋店<br />
　　　　　（東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号、JR各線「新宿駅」から徒歩約2分）<br />
内容　　：リニューアル商品のサンプル配布、テスター体感、販売<br />
お問合せ：Sea&me株式会社　TEL（06）6643-9166<br />
　　　　　※受付時間9：00～17：00　土・日・祝日除く<br />
<br />
【Sea&me株式会社】<br />
所在地　　　：東京都中央区日本橋兜町17-1<br />
代表者　　　：代表取締役　網干貴之<br />
設立　　　　：平成25年（2013年）8月<br />
事業内容　　：化粧品・医薬部外品・医薬品の製造及び販売<br />
資本金　　　：500万円<br />
ホームページ：https://spo-seaandme.jp<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学部　医療薬学科　教授　多賀淳（タガアツシ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/806-taga-atsushi.html<br />
<br />
薬学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/02/049408.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">SDGs</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Sea&me</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スキンケア</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スッポンコラーゲン</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スペリオルワンシリーズ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">リニューアル</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">化粧品</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">多賀淳</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">新宿高島屋</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学部</category>
            <pubDate>Wed, 18 Feb 2026 16:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>近畿大学附属小学校が5年生を対象に「お薬教室」を実施　薬物乱用防止を目的に、薬物が体や脳に与える影響を知る</title>
            <description><![CDATA[近畿大学附属小学校（奈良県奈良市）は、令和8年（2026年）2月12日（木）に、大学との連携授業の一環として、近畿大学薬学部医療薬学科准教授　船上仁範を講師に迎え、薬物乱用防止について学ぶ「お薬教室」を実施します。<br />
本校では、薬の役割や飲み方を学ぶ低学年向けのお薬教室も実施していますが、今回は社会問題となっている薬物乱用の低年齢化を防止する目的で5年生99人を対象に実施します。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●社会問題となっている、薬物乱用の低年齢化防止を目的とした「お薬教室」を実施<br />
●薬物の摂取が体や脳に与える影響を知ることで、正しい知識と判断力を身につける<br />
●小学生が近畿大学薬学部教員から直接学べる、附属校ならではの連携授業<br />
<br />
【本件の内容】<br />
近畿大学附属小学校では、「智・徳・体」の教育方針を軸に、総合大学である近畿大学の附属校であるメリットを最大限に生かして、大学とのさまざまな連携授業を実施しています。<br />
その一環として、平成22年（2010年）より近畿大学薬学部から講師を迎え、3年生を対象に薬の正しい飲み方について学ぶ「お薬教室」を行っています。また、近年、オーバードーズ（過量服薬）など薬物乱用の低年齢化が社会問題となっていることを受け、令和6年（2024年）からは5年生を対象に、薬物乱用防止について学ぶ「お薬教室」も実施しています。<br />
小学生への薬物乱用防止教育については、逆に興味を持たせてしまうのではないかという懸念もありますが、心身が発達する小学生のうちに薬についての正しい知識と判断力を身につけることが、薬物乱用の防止につながると考えます。そのため、5年生の「お薬教室」では3年生対象のものから踏み込んで、薬の過剰摂取が体や脳へ与える影響を学びます。児童はこの教室を通して、薬の使い方を間違うことの怖さを知り、薬物乱用の危険から身を守るための判断力を養います。<br />
<br />
【開催概要】<br />
日時：令和8年（2026年）2月12日（木）8：45～12：25<br />
　　　1校時　8：45～9：30　2校時　9：40～10：25<br />
　　　3校時　10：45～11：30　4校時　11：40～12：25<br />
場所：近畿大学附属小学校　校舎棟3階　合同教室　学習室<br />
　　　（奈良県奈良市あやめ池北1-33-3、<br />
　　　　近鉄奈良線「菖蒲池駅」下車徒歩約1分）<br />
対象：近畿大学附属小学校　5年生　99人（松・竹・梅・桜組）<br />
講師：近畿大学薬学部　医療薬学科　准教授　船上仁範<br />
<br />
【講師プロフィール】<br />
船上仁範（ふなかみよしのり）<br />
近畿大学薬学部医療薬学科　准教授<br />
学位　　：博士（薬学）<br />
専門分野：神経科学、ストレス科学<br />
研究内容：ストレスで生じる脳を介した自律神経系や内分泌系の変化と<br />
　　　　　ストレス関連疾患（うつ・不安・低血圧など）発症メカニズムの<br />
　　　　　関係についての研究、ストレスマーカーの探索<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学部　医療薬学科　准教授　船上仁範（フナカミヨシノリ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/727-funakami-yoshinori.html<br />
<br />
薬学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/<br />
附属小学校<br />
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/<br />
<br />
]]></description>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">附属幼小</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">お薬教室</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">オーバードーズ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">付属小学校</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">医療薬学</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">奈良県</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">社会問題</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">船上仁範</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬物乱用防止</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">近畿大学</category>
            <pubDate>Thu, 05 Feb 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>オリザセラミド&amp;reg;の免疫賦活メカニズムを樹状細胞で解明　-オリザ油化と近畿大学の産学連携研究を論文発表-</title>
            <description><![CDATA[オリザ油化株式会社（本社：愛知県一宮市、代表取締役：村井弘道、以下「オリザ油化」）は、米由来セラミド素材であるオリザセラミド&reg;の研究において、免疫応答の中で最も重要な役割を担う樹状細胞に対するグルコシルセラミドの機能性とそのメカニズムを、近畿大学薬学総合研究所（大阪府東大阪市）との産学連携によって明らかにしました。そしてこの度、本研究内容に関する科学論文が日本生薬学会提携誌であるJournal of Natural Medicinesに掲載されました。<br />
<br />
【論文掲載】<br />
掲載誌　：Journal of Natural Medicines（インパクトファクター：2.5@2024）<br />
巻・号数：80巻1号p.54-63<br />
論文名　：Rice-derived glucosylceramides activate innate immune responses<br />
　　　　　in myeloid lineage differentiated dendritic cells via toll-like receptors 2 and 4<br />
　　　　　（米由来のグルコシルセラミドは、骨髄系由来分化樹状細胞において<br />
　　　　　　Toll様受容体2および4を介して自然免疫応答を活性化する）<br />
URL　　 ：https://doi.org/10.1007/s11418-025-01951-1<br />
DOI　　 ：10.1007/s11418-025-01951-1<br />
<br />
【本件の詳細】<br />
＜背景＞<br />
オリザ油化は、食べる米由来セラミドのパイオニアとして「オリザセラミド&reg;」を1999年に上市しています。これまでのオリザセラミド&reg;の研究では、規格成分のグルコシルセラミドの保湿・美白作用における構造活性相関や外部臨床試験での有効性を明らかにしています。また、免疫賦活作用についても研究データを構築しており、臨床試験によって風邪症状を改善する作用を明らかにしていました。<br />
<br />
【本件の内容】<br />
今回発表した論文の内容は、免疫応答の要である樹状細胞を使用してグルコシルセラミドの免疫賦活作用［インターロイキン6（IL-6※1）産生、抗原提示能］を評価した研究結果です。<br />
樹状細胞は、体に入ってきたウイルスや細菌などの「敵」を見つけると、その情報を免疫の攻撃役であるT細胞に伝える"見張り役"です（この情報共有を「抗原提示」といいます）。このとき、樹状細胞の表面にあるCD※2 40・CD80・CD86と、T細胞の表面にあるCD28・CD40Lが"握手"のように結びつくことで合図が入り、T細胞が活性化して免疫反応が進みます。さらに樹状細胞はIL-6という物質も放出し、免疫の働きを強めることが知られています。（図1. 参照）<br />
<br />
実験の結果、以下の知見が新たに得られました。<br />
<br />
・オリザセラミド&reg;に含まれる13種のグルコシルセラミドの中で、GlcCer[d18:2（4E,8Z）/18:0]に最も強いIL-6放出促進作用が認められた。<br />
・このグルコシルセラミドは、樹状細胞上のトール様受容体（TLR）2、4※3 に結合してIL-6を放出することがわかった。<br />
・グルコシルセラミドに抗原提示能（T細胞の増殖）の活性化が認められた。<br />
・抗原提示能の活性化に関与する樹状細胞上のCD40、CD80を増加させる作用が認められた。<br />
<br />
以上の結果より、オリザセラミド&reg;に含まれるグルコシルセラミドが樹状細胞上のTLR2、4の結合を介して、IL-6の放出および細胞表面上のCD40、CD80を増加させ、抗原提示能を増強することが明らかとなり、本研究内容を近畿大学薬学総合研究所との産学連携の成果として論文発表いたしました。<br />
尚、本研究内容は既に特許出願も完了しております。<br />
<br />
【今後の展望】<br />
オリザセラミド&reg;は、オリザ油化（株）の主力製品であり、上市から20年以上研究を重ね、保湿や美白などの美容作用だけでなく、インフルエンザ感染モデルマウスにおける寿命延長作用や風邪症状を改善する臨床結果も明らかにしています。今後の展望としては、オリザセラミド&reg;が免疫を訴求した機能性表示食品素材として対応できるよう、エビデンスデータの取得に取り組んでいます。具体的には、細胞試験だけでなく、動物およびヒト臨床試験も現在進行中です。<br />
<br />
【研究支援】<br />
本研究は令和5年度（2023年度）Go-Tech事業（成長型中小企業等研究開発支援事業）（JPJ005698）の助成を受けて、オリザ油化株式会社と近畿大学薬学総合研究所の産学連携により実施しました。<br />
<br />
【用語解説】<br />
※1　IL-6：<br />
樹状細胞やマクロファージから放出される炎症性サイトカインの一種。免疫細胞を活性化させ、身体に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する働きを促す。<br />
※2　CD：<br />
正式名称は分化抗原群（Cluster of Differentiation）であり、免疫系細胞に発現する細胞表面分子。CDは数百種類確認されており、免疫細胞-細胞間コミュニケーションをとる際のアンテナであり、免疫応答において必要不可欠な因子。CD40、CD80、CD86については、抗原提示能のトリガーであり、これらが増加すると抗原提示能が増強される。<br />
※3　TLR2、4：<br />
免疫細胞の表面に存在する受容体で、受容体に因子が結合すると炎症性サイトカインが放出され、免疫が増強される。"免疫ビタミン"として知られるリポポリサッカライド（LPS）は、TLR4に結合し、免疫賦活作用を有することが知られている。<br />
<br />
【対象製品について】<br />
オリザセラミド&reg;は1999年に「業界初の食べる米由来セラミド素材」として上市しました。<br />
オリザ油化の「オリザセラミド&reg;」は、"米由来グルコシルセラミド"を機能性関与成分とした機能性表示食品として受理実績がございます。1日当たり米由来グルコシルセラミドとして0.6 or 1.2 or 1.8mgを摂取していただくことで「肌の乾燥が気になる方の肌（唇、腕）の水分量を高め乾燥を緩和する機能」といったヘルスクレームの表示が可能であり、このヘルスクレームはオリザセラミド&reg;でしか表示できません。SRの提供も可能ですのでお気軽にご相談ください。<br />
「オリザセラミド&reg;」には、樹状細胞の活性化をメカニズムとした感冒症状緩和作用以外にも、機能性表示食品対応となった保湿作用やメラニン産生抑制に基づく美白・ブライトニング作用などを細胞～臨床試験レベルで実証し、明確な科学的エビデンスを豊富に取得しています。<br />
詳しい情報はオリザ油化（株）HPの会員限定コンテンツで閲覧できる他、オリザ油化（株）営業部にお気軽にご連絡ください。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
薬学総合研究所　教授　森川敏生（モリカワトシオ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/823-morikawa-toshio.html<br />
<br />
薬学総合研究所<br />
https://www.phar.kindai.ac.jp/centers/<br />
<br />
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">研究所</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">インターロイキン6</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">オリザセラミド</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">グルコシルセラミド</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">トール様受容体</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">免疫賦活</category>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">樹状細胞</category>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">米由来セラミド</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">薬学総合研究所</category>
            <pubDate>Wed, 04 Feb 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
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