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医学部 工藤正俊主任教授 が「Highly Cited Researchers2020」に選出 !

2020.11.19

臨床医学部門における唯一の日本人として2年連続受賞の快挙!
     
医学部 内科学教室(消化器内科部門)主任教授の工藤正俊先生が、世界的な学術情報サービス企業、クラリベイト・アナリティクス社(Clarivate Analytics)の「高被引用論文著者(Highly Cited Researchers 2020)臨床医学部門」に、2年連続で選出されました。

これは、世界の全論文のなかで引用回数が上位1%に入る研究論文を、複数発表し続けていることを意味します。
日本の研究機関に所属する日本人として、2年連続の受賞は初めての快挙であり、また同部門において唯一の日本人の受賞者です。

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工藤正俊 主任教授

受賞にあたり、
「高度の最先端医療を行っていると、自ずと現時点での治療法の限界(Unmet needs:解決しなければならない問題点)が見えてきます。それを解決するために前向き臨床試験を組みます。その結果を英文論文として発表することにより、世界中の多くの研究者に引用され標準治療として確立されて、結果的に世界の患者さんの生命予後延長に寄与します。一つ問題点を解決して山の頂上に立つと、次にまた大きな山(Unmet needs)が見えてきます。そしてこの問題点解決のためにまた臨床試験を組みます。その意味で臨床研究に終わりはありません。解決された最新の標準治療は世界の人たちと一緒にガイドラインとして英文で発表します。このような私の論文が昨年の受賞の際に高被引用論文であることが分かりました。2年連続の日本人唯一の受賞は名誉なことではありますが、これは単に結果であり私にとっては一つの通過点に過ぎません。」とコメントしています。

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