教員紹介

林 公子

林 公子
教授
所属 文芸学部 芸術学科舞台芸術専攻
総合文化研究科
学位 文学修士
専門 歌舞伎史
コメント チケットを買って劇場で芝居を見るという現在では当たり前のあり方は江戸時代に始まりました。江戸時代の歌舞伎や人形浄瑠璃がどのように興行されていたのかということについて研究しています。
備考 <報道関連出演・掲載一覧>
●2018/12/19
日本経済新聞
京都の南座の耐震改修工事について
リサーチマップ https://researchmap.jp/khayashis

伝統的な芸能や異なる文化を通して、
自分の中にはないものに出会うことも たまらなく魅力的だ。

中学生のとき歌舞伎に興味を持ったことが、今にして思えばのちの私の出発点であった。とはいえ、歌舞伎ミーハーの高校時代を経て大学へと進んだときには、歌舞伎/演劇を専攻することはまだ選択肢のひとつでしかなかった。そのころ読んだ本の影響で民俗学や文化人類学にも関心があったし、正直に言って歴史にはそれほど魅力を感じていなかった。歌舞伎の本の歴史のページはいつもぱらぱらながめるだけだったのだ。しかし、決定的な出会いが大学2年生の時に訪れる。歌舞伎の誕生をテーマにした講義で私は歴史の面白さに目覚めた。異なる文化としての歴史の魅力を知り、卒業論文で取り組んだ江戸時代の歌舞伎の世界を通して、歴史を探ることが謎解きと発見の面白さに満ちていることを知る。もう少し勉強がしたくなって大学院に進み、そして歌舞伎の歴史を研究する道を選んだ。同時に私はいろいろな舞台や芸能を観るのが好きだ。そこには生きている芸能の魅力が満ちている。歌舞伎や伝統芸能には限らない。同時代の演劇や舞踊には感覚が相通ずる面白さがある。一方、伝統的な芸能や異なる文化の芸能を通して、自分の中にはないものに出会うこともたまらなく魅力的だ。観て、感じて、そして考えることは楽しい。発見して、知って、それについて考えることはとても面白い。

学歴/経歴

学歴

  • - 1987年11月
    大阪大学大学院 文学研究科
  • - 1984年3月
    大阪女子大学大学院 文学研究科
  • - 1981年3月
    大阪大学 文学部 美学科

経歴

  • 2014年 - 現在
    近畿大学 文芸学部 教授
  • 2007年 - 2014年
    近畿大学 文芸学部 准教授
  • 2001年 - 2007年
    近畿大学 文芸学部 助教授

研究活動情報

研究分野

  • 芸術学, 芸術一般
  • 時限付き研究分野, 表象芸術

研究キーワード

歌舞伎, 番付デ-タベ-ス, 座敷歌舞伎, 年預, 歌舞伎番付, 媒体, メディア, 大阪, 『弘前藩庁日記』, 座敷芝居, 18世紀, 座敷浄瑠璃, 日本演劇, 比較演劇, 演劇的手法, 浄瑠璃, 演劇教育, 翁舞, 情報, 能楽

書籍等出版物

  1. 歌舞伎をめぐる環境考 , 林 公子 , 単著 , 晃洋書房 , 2013年10月
  2. 馬琴の戯子名所図会をよむ , 林 公子 , 共著 , 和泉書院 , 2001年3月

MISC

  1. <書評小特集>歌舞伎史の暗部への光 : 武井協三著『若衆歌舞伎・野郎歌舞伎の研究』 , 林 公子 , 文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 , 12 , 2 , 43 , 51 , 2001年3月 , http://ci.nii.ac.jp/naid/110000524404
  2. 日本歴史大事典 , 林 公子 , 2001年4月
    概要:ふうりゅう/みやび/やつし/やぼ/わび の項を執筆
  3. 歌舞伎・浄瑠璃における任侠とアウトローの位置 , 林 公子 , ASD , 9 , 2003年3月
    概要:歌舞伎・浄瑠璃に描かれた「男だて」についての、任侠とアウトローの視点からの考察

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