合格者の声

※所属事務所は、取材時のものです。

奥田 友里恵さん2010年合格奈良まほろば法律事務所

合格へのカギ(決め手)は何でしたか。

私は1回目の受験でなんとか合格したものの、かなり運が作用した部分もあったと思うので、合格のための十分条件が何かということはよくわかりません。ただ自分としては、試験終了までは終わった科目は振り返らなかったことと、どんなに時間がなくても途中答案にはしなかったことが決め手だったと思っています。この2点はロースクール在学中の期末試験でも心がけていたことです。
もちろん、在学中の3年間は本当によく勉強しました。体質上、毎日7時間の睡眠が必要だったので、睡眠時間確保のために、それ以外のありとあらゆる時間を削って勉強していました。もっとも、ほとんどのロースクール生はみんな人生をかけて必死で勉強しているので、これは受験生としての当然の前提に過ぎません。
本試験ならではの何ともいえない緊張感の中では、普段なら考えられないようなミスもします。私も、試験後冷静になって振り返ると様々な失敗をしており、今年はダメだと思いました。しかし、試験期間中は次の科目のことだけを考えて、最後の論文を書き終えるまで絶対に合格すると信じて疑わず、途中一度も心が折れることはありませんでした。精神的にも肉体的にも過酷な試験なので、当日気力で負けないということが勝負の分かれ目になると思います。
(2012年7月掲載)

西川 弘康さん2010年合格菜の花総合法律事務所

司法試験合格に向けて頑張っている後輩にメッセージをお願いします。

司法試験は簡単な試験ではありませんが、必死になって努力し続けていれば合格できる試験だと思います。
近畿大学法科大学院は、快適な自習室と資料の充実した図書室が備えられ、教員室もすぐ近くにあります。学習指導教員の先生方もたくさんいるのですから、自分さえやる気になれば応えてもらえる環境は十分に整っています。あとは自分がどれだけその環境を利用して頑張れるかではないでしょうか。
わからないことがあったときや勉強の方向性に迷ったときに、先生や先輩、友人に相談できるのが法科大学院のいいところです。私も人と話すことで気付いたことがたくさんありました。
ただ、最後はやはり自分自身の努力次第だということは忘れないでほしいと思います。
高度な知識はいりません。まずは基本的な知識を固め、その知識を使いこなして具体的な問題を解決できるようになることが大切だと思います。繰り返すことを面倒がらずにしっかりした基礎を作って下さい。
みなさんが法科大学院での2年間、3年間を悔いのないように過ごし、司法試験に合格することを願っています。
(2012年7月掲載)