森山ゼミ「国際活動推進研究会」の藤原秀人さん(3年生)が、ベトナム・インターンシップにて社長賞を受賞、新世会から奨学生として表彰されました。

2019.11.22

  • キャリア

2019年8月26日から9月2日に渡り、森山ゼミ「国際活動推進研究会」の藤原秀人さん(3年生)がKIPベトナム・インターンシップ&グローバルキャリアプログラムでベトナム・ホーチミンへ行き、「ベトナム市場にゴキブリホイホイを売り込め!」というテーマの下でリーダーとして活動した結果、最終プレゼンテーションにて社長賞を受賞しました。

ED2CD835:新世会での報告会.jpegまた、近畿大学より新世会奨学生報告会に推薦され、同会から奨学生として表彰されました。

同インターシップの目的及びプログラムの詳細については以下のとおりです。

インターンシップの目的
・海外での就業体験を通じて、グローバルな人材とは何かを学ぶこと
・「海外で働く」ことを体験し、グローバルなビジネスについての理解を深めること

現地での主なプログラム
・アースVietnamを訪問、社長よりビジネスについて学ぶ
・ベトナム人学生とともに計画立案ミーティング
・グループでのマーケティング・リサーチ
(*本プログラムは英語を公用語として実施)

今回の受賞・表彰にあたり、藤原秀人さんから寄せられたコメントは以下のとおりです。

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この度は、社長賞・奨学生表彰を賜り、アース製薬株式会社の皆様、近畿大学キャリアセンターの職員の方々、新世会の方々、その他多くの関係者の皆様にまずは心から厚くお礼申し上げたく存じます。

「KIPベトナム・インターンシップ&グローバルキャリアプログラム」は、アース製薬株式会社のご協力の下、近畿大学キャリアセンターによって開催されました。

そして、同プログラムでの活動内容が評価されて社長賞を獲得したことが、新世会奨学生報告会へ推薦頂くことにつながり、結果、奨学生として表彰いただくこととなりました。

本プログラムに応募したきっかけは「将来グローバルな舞台で活躍するために、学生時代に海外で働く経験を持たなければならない」、また、「文部科学省が提唱する『使える英語』の基準に自身の能力を少しでも近づけたい」という想いによるものからでした。

このように考えるようになったきっかけとして、本学法学部「英語副専攻」派遣留学生に選抜されてカナダ・カルガリー大学(University of Calgary)で過ごした経験が挙げられます。

現地では、全体リーダーとグループ・リーダーを兼任する大役を担いつつ、英語を使用してベトナム人学生とともに活動し、全力でプログラムを駆け抜けて参りました。E66434ED:現地でベトナム人学生とミーティングしている時の写真.jpeg

毎日1時間程度しか睡眠時間が取れない生活が続くような状況下、日本語が通じない中での就業体験は想像を絶するほど過酷なものでした。

ただ、そうした非日常から抜け出した実学の環境に身を置いたからこそ、現地の方々の思考・行動様式も踏まえた上での交渉・説得を、さらには合意形成を行うための言語運用力を得ることができたとも言えます。8B184F26:ホーチミン市内でアンケート活動をしている際の写真.jpeg

仲間のゼミ生を始め、法学部生、ひいては近畿大学生にその成果を是非還元したいと思えるような経験を積むことができたと自負しております。

以上のように、全プログラムに全身全霊で取り組んだ結果として、最終プレゼンテーションで社長賞を賜りました。

その後、得られた学びをアウトプットして成果を共有することも目的に新生会の報告会に臨んだ結果、表彰していただくことになりました。

そこでは、報告内容が奨学生に相応しいと認められ、奨学金として金一封をいただきましたので、この奨学金を原資にし、近畿大学法学部国際コース生として相応しい人材になれるように自身にさらに投資していきたいと考えています。DB3A18CB:新世会から頂いた奨学金.jpeg

最後になりましたが、国際的視座・知見を与え続けていただいている法学部国際コースの先生方、本プログラムに応募するにあたってご指導いただいた森山智浩先生、英語副専攻の先輩として日々アドバイスをいただいている吉馴春香さん、日頃から意識の高い環境をつくり続けている所属ゼミナールの仲間たちに心より感謝申し上げます。

このプログラムを通じて得られた成果を自身のキャリア構築に繋げる一方、所属ゼミナール、さらには近畿大学法学部のさらなる発展にも還元できるよう、精一杯に努めていく所存です。
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今後も、森山ゼミ「国際活動推進研究会」は、ゼミ生自らの主体性のもと、日本と海外との橋渡しになる国際的役割を担う人材育成を進めていきます。