「そうだ!選挙に行こう!18歳選挙権フォーラム」が開催されました。

2018.11.16

1.jpg

2018年11月16日、「そうだ!選挙に行こう!18歳選挙権フォーラム」が大阪府選挙管理委員会との共催で開かれ、多くの学生、教職員、近隣地域の方々、府や市の選挙管理委員会の方々が出席しました。

周知の通り、2015年の公職選挙法改正により選挙権年齢が満20歳以上から満18歳以上に引き下げられました。

翌年に施行されてから、2016年の参院選、2017年の衆院選で既に2度の国政選挙を迎えた中で、18歳選挙権に関わる諸問題について考える機会となりました。

まず、大阪府選挙管理委員会事務局の田口健氏が「投票の仕組について」と題して講義を行い、選挙人名簿期日前投票、不在者投票など、行政実務の視点から述べられました。

2.jpg

次に、石田榮仁郎名誉教授が「18歳選挙権を考える」と題して講演しました。日本国憲法上の規定と現状を分析され、若者の投票の意義について言及されました。

最後に、「若者と選挙について考える」と題してパネルディスカッションが行われました。

コーディネーターの丹羽功教授が大阪府選挙管理委員会委員の新田谷修司氏、池田晴奈准教授及び法学部生2名と、選挙の重要性や投票の際の作用について議論を展開されました。

4.jpg

参加した学生にとっては、有権者として投票する意義を改めて意識し、中でも若者の投票がなぜこれほどで求められるのか、若者の投票を促すには何が必要なのかについて、考えることができ、また、時間が延なるほど、高い関心が寄せられていました。