第10回近畿大学私法研究会が開催されました。

2018.07.09

第10回近畿大学私法研究会20180709.jpg

2018年7月9日、第10回近畿大学私法研究会が開催されまし>た。

今回は、本年度、経営学部に赴任してこられた千手崇史講師に「東京地判平成27年7月13日金判1480号51頁『作っていないから見せられません』の正当性を問う-計算書類等の作成義務懈怠と株主の閲覧等請求」というタイトルで発表を行っていただきました。

判決に対する深い分析はもちろんのこと、旧商法と現行会社法の同種規定の比較、さらには今後の会社法改正をも視野に入れた興味深い報告となりました。

当日は、商法・会社法を専門とする教員はもちろん、民法、民事訴訟法、知的財産法、さらには刑事法の教員も参加し、また、参加者の所属も法学部経営学部法科大学院と多岐にわたるものとなり、非常に多彩多様な方向から議論が展開されました。