森山ゼミ「国際活動推進研究会」の吉馴春香さん(法学部3年生)が、ドイツ赤十字社主催事業の「International PEACE camp 2018」に選抜・採用されました。

2018.06.20

森山ゼミ20180826.jpg森山ゼミ「国際活動推進研究会」の吉馴春香さん(法学部3年生)が、ドイツ赤十字社主催事業の「International PEACE camp 2018」に選抜・採用されました。

平成30年8月11日~8月26日の間、ドイツに派遣され、以下の事業目的を達成するために次のプログラムに参画することになります。


<事業目的>
・各国から参加する赤十字・赤新月ユースボランティアとの共同生活及び交流を行い、国際理解・親善を深めること
・メインテーマである「Peace, Refugee, Humanity」のもと、各講義やディスカッカッション等を通して国際赤十字と平和、人道についての理解を深めること

<プログラム>
・赤十字をテーマにしたフィールドワーク
・ナチスの史跡を訪問、国際赤十字と平和、人道を学ぶ
・観光(旧首都のボン、ドイツ歴史博物館、ケルン、ドイツとベルギー国境のアーヘン)等
 ※同キャンプは英語を公用語として実施されます。

今回の採用・選抜にあたり、吉馴春香さんから寄せられた意気込みは以下のとおりです。

「この度は、ドイツ赤十字社主催の『International PEACE camp2018』に参加することになりました。このキャンプの参加者は各国から募り、今回は日本から3名の参加が決まり、そのうちの1人に選んでいただいたことを光栄に思います。まずはこの場をお借りしまして、ドイツ赤十字社、日本赤十字社本社、大阪府支部の方々に厚く御礼を申し上げます。

本プログラムに応募したきっかけは、『今まで部活動・課外活動等で取り組んできた赤十字ユースボランティアを国内だけの活動にとどめるのではなく、海外にも広げていきたい』という想いからでした。

このように考えるようになったきっかけとして、本学法学部『英語副専攻』派遣留学生に選抜されてカナダ・カルガリー大学(University of Calgary)で過ごした経験が挙げられます。

同大学にはRed Cross Clubというボランティア活動をする部活動があり、日本で見てきた赤十字社の活動が海外の各前線で求められ、展開されていることに深い感銘を受けました。

帰国した今、海外留学を経験した赤十字奉仕団員として、このドイツで開催されるボランティア活動に参加したいと強く思い、応募を決心しました。

日本での様々なボランティア活動の取り組み(救急法普及活動、被災地訪問、募金活動、献血活動、清掃活動、障がいを持った方々とのふれあいなど)やその活動に対する思いをこのキャンプに参加する海外の方と共有することによって、互いに理解を深め、かつ、多くの知識や価値観を学びたいと考えております。

そして、1つでも多くの活用できる点や改善できる点を見つけ、帰国後に予定されている東京と大阪での帰国報告会を通して、今後の赤十字ボランティア活動をより有意義なものにしていく所存です。

最後になりましたが、国際的知見・視座を与え続けていただいている法学部国際コースの先生方、本プログラムに応募するにあたってご指導いただいた森山智浩先生、公私ともに多くのアドバイスをいただいてきた本学ドイツ交換留学生の瀧本爽香さん、主体性をもとに切磋琢磨し続けている所属ゼミナールの先輩方と同期の仲間たちに心より感謝申し上げます。

このプログラムを通して、多くの出会いを大切にするとともに、自分自身の考えを世界に発信し、近畿大学法学部生・赤十字奉仕団員としての誇りを胸に、全力で取り組みます。」