2018年度春期学術講演会が開催されました。

2018.05.21

2018年5月21日、2018年度春期学術講演会が開催されました。

今回は、カリフォルニア大学バークレー校ロースクール教授であり、また同ロースクールの「法と社会研究センター」センター長も兼任なさり、アメリカを代表する刑事法学者の1人であるジョナサン・サイモン先生をお迎えし、「拘禁大国アメリカを改造する際の諸価値(Values in the Remaking of the American Carceral state)」というテーマで講演を行っていただきました。なお、当日は、白鴎大学法学部教授の平山真理先生に通訳をお願いしました。

大量拘禁が問題となり、それに伴う人種間の不平等などが指摘されているアメリカにおける刑事司法制度の在り方や課題を、尊厳・抑止力・危険性といった刑罰の本質に関する議論とともに分かりやすくお話ししていただきました。

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多くの法学部の学生・大学院生が参加したのはもちろんのこと、学外から多くの専門家の方々もお越しになり、講演会の後も有意義な議論が行われました。

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