西谷ゼミ・森山ゼミによる合同ゼミにてキャリア講演会が開催されました。

2017.06.14

2017年6月14日、鈴木仁氏(本学キャリアセンター課長、本学法学部OB)を講師に招き、西谷ゼミ・森山ゼミの合同キャリア講演会が開催されました。

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同氏の講演会は5年目を迎えましたが、強力なサポート体制の下、これまで多くの卒業生が各々の希望進路を叶えてきました。

鈴木中.jpg また、株式会社リクルートホールディングス在籍時代の豊富なご経験も交えて、法学部の後輩たちに熱いエールを送り続けて頂いています。
鈴木小.jpg 具体的には、「アクションを起こす」というコンセプトに則ってquestion and answerが展開される形式で進められ、各ゼミ生が思いのたけをぶつける熱気溢れる場となりました。
聴講者からは以下の感想が寄せられ、新しい人材を育成する場へと昇華しています。



「『一番になりたい』、誰しもが一度は持つ『思い』を本当の『想い』として抱くことができる場となりました。鈴木さんの熱意のこもったお話を拝聴し、『信念』を持って自身を変革する必要性をまざまざと感じた次第です。行動しなければ何も始まらない、私たち自身がそのことを最も理解しているにも拘らず、自信がなく、言い訳をし、徒に時を費やす・・・、まさに『今』という一瞬に何をすべきかを自省する瞬間の連続でした。そうした自己変革の中、本講演の中で特に印象に残った言葉があります。それは『自身の実像を理解していないと、自分を知らない相手には売り込めない』という相対的価値観に関する言です。言うまでもなく、卒業後は自身で道を切り開いていかなければなりません。そして、そこに至るプロセスの1つとして就職活動が位置づけられるのであれば、特に営利団体であるほど『自身の商品価値』を高めなければなりません。今までは絶対的価値観しか持ち得なかった自分に気づく一方、相対的価値観としてそのような逆算に基づき『今』を構成しなければならないという確たる想いを抱くことができました。『自分自身を知る』ということは『自分に自信を持つ』、ひいては『その自信を持つ根拠を築く』とも言い換えられると解釈しました。これはまさに私たちがゼミの中で最も重要視している『主体性;自主性』のコンセプトに繋がり、『逆算での学生生活』、さらには『人生の枠組みの中での今』において如何に創造的活動を展開するかを強く意識することに至りました。このような具体的かつ心の芯にまで響くお話を拝聴できる貴重な機会を賜りまして、本当にありがとうございました。」
(西谷怜起さん、法学部3年生)

「今回の鈴木さんとの交流は、自身の将来を主体的に開拓していく為の指針を享受するという意味で非常に有意義な機会でした。主体的に活きるというということはこのゼミのコンセプトでありますが、同時に私個人としての人生のテーマでもありますので、私にとって実に学びの多い時間でありました。個人的に特に印象に残った部分を抜粋致しますと『こだわり』と『芯』という言葉が想起されます。如何なる行動にも常に『こだわり』を持って愚直に継続、実践することで必然的にチャンスは巡ってくるものであり、それこそが成幸への鍵であるということが自身の脳裏に深々と刻み込まれました。そして益々グローバル化が進んでゆく渦中に身を置く我々にとって多様性という概念が顕要なものであるということは自明の理と述べても差支えがない中で、その多様性に踊らされて己の芯たる部分を歪めてしまっては本末転倒も甚だしいということを強く意識させられました。変わらない強さ、そして変わりゆく強さという背反する2つの事象をまさに融合帰一させ自身の行動理念として昇華させ、最終的に可視化できる結果につなげていく所存です。末筆となりますが、ご多忙中にも拘らずお時間をいただき貴重なお話をして下さった鈴木さんにこの場を借りて衷心より感謝申し上げます。ありがとうございました。」
(橋本幸典さん、法学部3年生)

「『就職活動にルールは存在しない』、このフレーズを鈴木さんからお伺いした瞬間、全身に衝撃が走るのを感じました。自身の将来に向けてこれまで様々なキャリア関連のお話を聞いてきましたが、どこか違和感を覚えていたのが正直な感想です。誤解を恐れずに言えば、就職活動の方法論という『容器』は身につけてきた自負はあったものの、その『内容物』の是非については真摯に見つめる自省が欠けていたことによります。換言すると、どこかマニュアルどおりに徹する容易さに満足しないといけないと考えるようにしていた自身の目を大きく開かせてもらえました。過去の実績に縛られるのではなく、『思い立ったら行動に移す』、『時には自ら会社に足を運ぶ』、そうした『アクション』を起こすことがどれだけ大事なことであるか、鈴木さんのお話を拝聴し、改めてその重要性を実感しました。『主体性;自主性』でもって種々の活動を展開している森山ゼミに所属している以上、そのコンセプトは私の中核たる信念であり、これを存分に発揮できる場がこれから始まる就職活動の機会であると考えています。法学部で培っている論理的思考、所属ゼミで体得している国際感覚、そして、今回教授頂いた実践姿勢の三要素でもって近畿大学の理念の1つでもある『既成概念を壊して新しきを創造する』人材に至るのだという強い決意を抱くことができました。最後となってしまいましたが、森山ゼミ長としてゼミ生を代表し、このような貴重な機会を設けて頂いた鈴木さんに改めてお礼申し上げたく存じます。本当にありがとうございました。」
(善生健太さん、法学部3年生)

「鈴木さんのお話を聞かせていただいて、最も心に残っているのは、就活にルールはない、というお言葉です。エントリーシートや面接などはこうあるべきだ、というイメージを持っていた私にとても大きな影響を与えてくださいました。」
(藤原大樹さん、法学部3年生)

「本日はお忙しい中、このような機会を設けて頂き本当にありがとうございます。私の周りも就活モードになり始め、焦りと不安ばかりが募っていました。鈴木さんの話を聞いて、今しなければならないことは何か、を改めて考え直すことができました。3月のスタートで遅れをとらないようにしっかりと準備をしようと思います。」
(中岡佑介さん、法学部3年生)

「特定の希望進路に向けた専門的な話や、就活全般で役に立つ話もあって、モチベーションが上がったので良かったです。」
(河合広太郎さん、法学部3年生)

「今回のイベントにより就職活動への意識が高まりました。過去の実績などに左右されず、自分のやりたいことを諦めない、この精神が大事であると改めて実感しました。」
(薦田七海さん、法学部3年生)

「『企業に対して自分の中で譲れないものを持つ』という鈴木さんの言葉が一番印象的でした。その言葉を聞いて、就職活動に対して違った視点を持つことができました。」
(立花真帆さん、法学部3年生)

「就職活動は企業を知ることが一番重要であると思っていましたが、それ以上に自分を知り、強いこだわりを持つことが大切であると知りました。」
(中村璃桜さん、法学部3年生)

「進路決定の仕方について貴重な話を聞くことができる良い機会でした。今日お伺いした話をこれから始まる就職活動で生かしていきたいです。」
(田中洋平さん、法学部3年生)

「これから就職活動をおこなっていく上で、能動的に自分が行動を起こすことが大事だということを教えていただきました。自分がここだけは譲れない、という部分をこれから探して行きたいと思います。」
(中西夏貴さん、法学部3年生)