第19回近畿大学公法判例研究会が開催されました。

2017.04.18

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2017年3月14日、第19回近畿大学公法判例研究会が開催されました。 今回は、吉川正史准教授(法学部)が、「違法公金支出差止等請求事件」(那覇地判平成27年3月18日)について、報告しました。 沖縄県の住民が環境問題について住民訴訟を行った事案であり、住民訴訟の基礎的な内容から説明がなされ、判決に対する詳細な検討が行われました。 質疑応答では、教員はもちろんのこと、学部生、大学院生からも質問が飛び交い、公法学の様々な視点から考察が深められました。 従来の講義以上にアカデミックな雰囲気の中、参加者は複雑な問題に対し深い理解に到達することができました。