森山ゼミ「国際活動推進研究会」の福岡美咲さん(国際コース3年生)が、日本国外務省・大韓民国外交部主催の「【JENESYS2016】日本大学生訪韓団」に採用されました。
2016.08.19
今回の訪韓団は大韓民国外交部の招へいにて行われるもので、韓国の様々な文化や歴史を学び、韓国の方々との交流を通じて韓国社会や日韓関係に対する理解増進 を目的として実施されています。 今回の採用・選抜にあたり、福岡美咲さんから寄せられた意気込みは以下のとおりです。
「250名という多数の応募者の中、28名の団員の1人として選抜していただいたことをとても嬉しく感じると同時に、派遣される意義・使命感を改めて心に深く刻み込む次第です。まずは、日韓交流基金の方々に深く感謝申し上げます。
これまで、所属学部の講義やゼミナールを通して、『法』と『言語文化』を中心に両国間の異同を徹底的に見つめて参りました。また、それらを実学にすべく、 留学生と議論を繰り返した後、日韓比較文化論の学術活動・研究の中でそのリフレクションも行ってきました。以上から得られた知識・経験を最大限に活用し、 法的並びに言語文化的アプローチでもって両国間の『私たちの未来』を構築する一助になりたいという一心から、本プログラムに応募しました。
本プログラムは、東京での事前研修(9月26日)を皮切りにスタートします。そして、大韓民国に場を移し、9月28日から10月1日まで講義・歓迎昼食会・ 学校訪問・韓国文化体験・視察を行った後、10月2日に日韓交流おまつり2016 in SEOULにて日本体験ブースを運営し、10月3日から10月5日まで韓国文化体験・視察を行います。
上記のように、現地では、学校訪問・大学生との交流会やホームステイ、歴史・文化視察、日韓交流おまつりでのブース運営などを行いますが、本プログラムの 趣旨でもある『世界的視野に立った新しい日韓の友好親善協力関係の構築』の具現化に貢献することができるよう、全力を尽くす所存です。国民的基盤に立脚し た両国間の幅広い交流を通して両国民間の相互理解と信頼関係を一層醸成していくことに励みたいと考えています。
最後になりましたが、法的思考を多様な観点からご教示頂いた法学部の先生方、1年次から国際情勢・関係論についての学術研究・発表活動のご指導を賜った国際コースの先生方、 本プログラムに応募するにあたって根気よくご指導頂いた森山智浩先生、そして、主体性を旗印に切磋琢磨し続けている所属ゼミナールのメンバーに心より感謝申し上げます。国際的な共通性・通用性の向上へ協働する人材であるべく、近畿大学法学部の学生としての誇りを胸に全身全霊を傾ける所存です。」
今後も、森山ゼミ「国際活動推進研究会」は、ゼミ生自らの主体性のもと、日本と海外との橋渡しになる国際的役割を担う人材育成を進めていきます。